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最終的に見つかればよい

整理整頓は必要ない。

整理するのは、この2つが目的だと思うが
1. 後で取り出す速度を上げる
2. 完成させる為に、欠損を見つける

整理整頓はあくまで手段のはずなのに、目的になりがちだと思う
整理とか無駄なのでやめましょう
別の方法でも、同じ目的は十分達成できるので


後で取り出す速度を上げる
みんなこれに極端に最適化しすぎだと思う
1 stepか2 stepで取り出せるようにしがち

1 step
完全な定位置を決める
2 step
カテゴリを決める
その中に置く
こういうのは、全体像が見えないほどの巨大なデータには使えない

Cosenseの場合
3 stepで数万ページから取り出せる
適当にQuickSearch全文検索して
見覚えがあるページを開き
そこからリンクを辿る
最悪でも3クリックぐらいで発見できる

例えば
自分の家や職場の絶対座標(緯度経度とか)を覚えている人はまずいない
しかし行き方は覚えている
改札でて右行って階段登って〜とか
タクシーで適当に降りても、見覚えがある場所から辿っていける
インターネット上のページのURLを全て覚えている人はいない
検索とリンクで2, 3 stepぐらいでたどり着けばいい

ページ同士のリンク作ってネットワーク化しておけば、十分高速に取り出せる
全体の構造なんて頭に入れる必要ない
重要なところの関係性だけ覚えていればいい
街を上から見た綺麗な地図なんて描けないけど、迷子になったりしない
今いる場所の緯度経度なんてわからないけど、もう一度同じ駅からスタートすれば到着できる自信はある

そもそもWikiの全体構造の表示なんてできない
2次元も3次元も、表現できる関係性はリンク構造よりも何次元も下なので
無理に2次元に落とすと、本来関係がある物同士が関係無いように表示されたりする
思い込み、誤解を産む


完成させる為に、欠損を見つける

1 step整理できる程度の情報なら、定位置を決め、その違和感で欠損を発見できる
仕様の漏れ
議論の穴
そういうのを見つけるために整理するわけだが

漏れ、穴、を見つけるのに整理整頓が有効なのは、問題が簡単な場合だけだと思う
1 step整理できないような、大きく複雑な情報を扱う場合の話

自分が扱っている問題が、試行錯誤する前から1 step整理できる程度の簡単な問題であると確信できた場合だけ、整理整頓すればいい


むしろ議論の漏れ、穴、欠損を探すのには
project memberがそれぞれ自由に思うままに書いて
一旦話は拡散するが、リンクで関連付けて収拾つけれる環境
そういうのの方が向いていると思う