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06239 研究室に常設したオンライン授業録画・配信システムの機材リスト


すっかりオンライン授業スタジオと化した研究室、「shioスタジオ」。
最近、その機材構成の質問を受けたり、見学にいらっしゃる方が増えているので、こちらに最新の機材リストを公開します。

ハードウェア
M1チップ(Appleシリコン)搭載のMacにすべきです。
メモリは16GB、mmhmmで録画もするならストレージは2TB。
今導入するなら24インチiMac - Appleにします。その場合、購入時にMagic Trackpad 2を指定すると操作が容易です。
GoodNotes 5で手書き板書したりScrapbox | Notaで資料提示したりPowerPointのスライドを表示するなど資料提示や書き込みのために12.9インチのサイズがベストです(なおshio自身がPowerPointを最後に使ったのは2003年です)。
これを使うためにiPad ProまたはiPad Airを使います。
高性能、高速、柔軟な2mのケーブル。MacとiPadとの接続、Macとカメラとの接続にそれぞれ使います。
使い勝手の良い高音質ワイヤレスマイク。
USB-C充電のバッテリーが7時間もつマイクが2個付属しているので、交互に使ったり、1個を学生に回したり、対談で双方につけたり、と用途色々。
単体で十分高音質なマイクとして使えますが、shioは下記のラベリアマイクを接続しています。
Wireless GO II に接続してピンマイクとして使用。
SIGMA fp Lなら上記のThunderbolt 3 Proケーブルの接続のみでMacから給電されます。
SIGMA fpの場合、Thunderbolt 3 Proケーブルの他にACアダプタ SAC-7Pが必要です。
カメラにつけて使うレンズ。45mm程度の画角が最適。
話者から2m程度離し、絞りF8、ピントはMFで2mあたりに固定すると安定します。
下記mmhmmをきちんと使うために必須です。
この他に三脚とライティングが必要。LEDの面ライトがいいと思います。

ソフトウェア
Zoom等の「画面共有」機能を使わず、教員の背景に資料を表示することができます。昨年9月のリリース以来、これを使うためにMacを使うと言っても過言ではないくらい、エッセンシャルなアプリ。
手書き板書だけでなく、資料に書き込みながら説明をすることができます。手書きノートアプリの決定版。他の多数の手書きノートアプリを試用した結果、圧倒的にこれがベスト。その上価格も最も安価な980円(他のアプリは4桁円以上です)。
文字、画像、映像、リンクなどの資料提示が非常に楽にできます。個人利用、教育利用は無償。
録画後の編集が楽に高速にできます。
大学生や教職員はアカデミック価格で購入できます。

追記:その後、配線をシンプルに変更しました。2021/08/01