Fusion 360 で簡単なケースを作る:5. 面取りをする
ゴール
はじめに
前回までに作った形は,触ったら痛そうな見た目をしている.
この状態のケースは,角を触ると痛い.これでは日用品として使えないので,角を落とす.
注意
フィレットは基本的なモデリングが全て終わった後にかけること.さもないと,その後の作図が面倒になる.
画面右上 Modify → Fillet を選ぶ.
フィレットをかけたい角を指定する.
以下のように入力する.見た目だけの問題なので,適当に決めてよい.
純粋に見た目だけのためにかけるフィレットは,Curvature (G2) にすると反射像が滑らかにつながるので美しい.
いっぽう,内側などの見えない部分は,よりモデルが単純で加工しやすい Tangent (G1) にする.
つづいて内側の角にフィレットをかける.この部分はあまり見えないので Tangent (G1) にする.
内側にフィレットをかける必要があるのは,切削加工の場合のみである.(
参考資料)
さらに,外側のピン角にC面取りをかける.見た目だけの問題なので,おおむね 0.2 以上なら適当にかけてよい.
完成