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新しいホモノーマティビティ
既存のヘテロノーマティブな体制に文句を言わず、よき消費者として市場で存在感を示すことでその体制に認められようとする同性愛者の在り方
ヘテロノーマティビティ (異性愛中心主義) に迎合する同性愛者の在り方のことと言えそう
市場と消費に依存することで、セクシャルマイノリティの中に格差が生まれ、(裕福な) 同性愛者のひとり勝ちとなる状況を批判的に捉えた言葉
既存の 「ホモノーマティビティ」 に対して、Lisa Duggan (リサ・デュガン) が新しい意味を与えた
新しいホモノーマビティの台頭の背景には、先進諸国で勢いを増すネオリベラリズムの流れがある
同性愛者の方がトランスジェンダーよりも市場での購買能力が大きく、ネオリベラリズムの中では同性愛者の方が有利
同性愛者 : 同性愛についてオープンにしなければ 「普通」 の人と同じように働けて、子どもや配偶者に所得を用いずに自分のために使いきれる
トランスジェンダー : 「見た目」 による差別で就労の機会が奪われやすく、治療にも高額な費用がかかる

参考文献