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思考の結節点2019-02-18

KJ法は類似ではなく関係ありそうに注目する
Scrapboxはタグ付けではなく連想をストックする
KJ法を人間ではなく機械が行うことを考える: 機械がKJ法する
連想を生み出す装置Rがgivenであるとする
ある断片を入力として受け取って、別の断片を返す装置である
これは色々な実現方法がすでにある: 断片の間の関係接続
しかしKJ法は、100個書き出されている状態から「関係のありそうなもの」を見つけて近くに置く
この「関係ありそう」を素朴に類似関係かのように思っていたが正しくない
実際にKJ法を指導する時に「似ているものを集めるのじゃないですよ」と繰り返し行っている
連想のストックであるScrapboxが2-hop linkによって新しい連想接続を促すのと同じように、これは探索
givenな100個から、連想によって探索して行き、最初に合流したものが「関係ありそうなペア」である
連想装置を、断片を入力として断片を出力するものだと考えていた
しかしKJ法では「何か関係がありそうなもの」が「なぜ関係があるか」を並べるタイミングでは言語化できていなくても良い
事後的につながる: 話題がつながる関係
連想装置が断片を出力するというのは、制約が強すぎるのではないか?
言語ではなくベクトルでも良いのでは?
と思ったが、ベクトルにしたところで「言語→ベクトル→ベクトル→言語」という流れを縮めて見ると結局「言語→言語」なのであって「連想過程でベクトルを介する」という連想装置の実装パターンが存在するだけなのではないか

短文の集合に2次元ベクトルを割り当てるアノテーション=KJ法