自己呈示
相手が自分に対してある特定の印象を抱くように、本来とは異なる自分の姿を伝えること
自分にとって有利な状況を作り出そうとするため
あえて否定的な印象を相手に抱かせることで有利な状況をつくろうとすることもある
恐ろしい人、かわいそうな人など
自己呈示は成功すれば様々な利益を得られるが、本来の自分を表出するものではない以上、常に失敗の危険性がある
自己呈示の方略
社会関係における報酬の獲得と損失の回避
e.g. 上司に取り入ることで好感を持たれ、昇進が早まる
e.g. 自己宣伝をすることで周囲から能力があると思われれば、尊敬され、自尊感情が向上する
当初は、望ましいイメージの演出のために、本来の姿ではない自己を表出していたとしても、それが次第に自分のアイデンティティになっていくことがある