ベクトル空間のスカラーを体上で考えるのはなぜか
というのが答えに近い

実際、体上ではなく、環上で考えたベクトル空間のことを
加群と呼ぶ
つまりベクトル空間を一般化したものが加群
ベクトル空間のスカラーは、加法と乗法の両方が利用できるので、そもそも群では無理
ここは一考の余地があるくない?
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(a+b)\bm{x}とab\bm{x}とかについてか
これそもそも体上で定義しているので「
ベクトル空間の公理」ではいちいち要請されていない
体と限定しなければ、この辺の条件も書く必要があるということか
#??やはり「ベクトル空間とはそういうものだから」が解になる気がする
ならばベクトル空間の公理自体に、「スカラーは体のものである」と示すべき
暗に示してる感じになってる
加群をみるとヒントが得られるのかも

この「体上の」はスカラーの部分のことであるが、
もしこのスカラーが体ではなく環上のものであると、
ベクトル空間の公理をいくつか満たせない
乗法に関して逆元を持たないし
可換でない
a\bm{x}=\bm{x}a
参考