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陰謀論のオシゴト

原題 inside job
2021
陰謀論を受託して世界を牛耳っている会社(Cognito Inc. :Incognitoのアナグラム)のマッドサイエンティストReagan Ridleyが主人公


これはかなり面白い!
テンポがめちゃくちゃいい
これ以上はないぐらい良い
UDP会話好きにはたまらない
キャラがいい
パロディ出まくり
元ネタがわからないのも結構ある
主人公好き
可愛い
基本的に腹黒い権力志向
対人スキル(people skills)はゼロで人望がない
そのことに悩んでるけど、どうせできないのだからと開き直っている節もある
組織の上に立つ人間としては致命的。うまくいきっこない
同僚はこの子のことを面倒な女だと思っている
視聴者的には憎めない
毎晩努力しているから
疲れた20後半以降の人という感じのキャラ造形も好き
1980年代のネタが全然わからないというシーンがあるので、上限は30代中盤
両親はどちらも娘を出来損ないだと思っている
それでひどく辛く当たるというわけではなく、単純にそう思っている
ADHDアスペルガー症候群だと思っている
同僚の医者もそう診断している
人の言ったことを言葉のまま信じる
2022/01/20時点でYouTubeにユーザーレビューが全然ない。あんまり知られていないのかな?
知っていた知人はNetflixのレコメンドで見たと言っていたので、Netflixの外にviralしてないのかも

some of us have hangovers, alright?
hangovers(二日酔い)

1
大統領を操るためにAIを開発。ロボットに入れ替える
Donald Trumpのパロ
ざまみろBoston Dynamics
皮膚が溶けるターミネーター(1984)パロ

2
JFK暗殺事件の犯人登場
AKIRA(1988)って知ってる?」
「イスラエルとパレスチナを和解させましたよ。和解しないほうがよければ元に戻しますが」
大統領ロボをフレンズの一気見を餌に協力させる
「放映するためにネットフリックスは1億ドル払ってるのよ」というセルフパロディ

最終話
ベアウォーを停止させるために、自分の記憶の中に入っていく
そして本当の自分と仲間を見つける
オチも結構好き
最後まで面白かった。傑作。

こんなトピックがある
夫と離婚して夫婦生活と娘をネタに小説を書く元妻
父親のネグレクト
抱っこはロボットにお任せ
ボーイフレンドと遊んでいる時も抱っこロボが来てしまう
幼少期の主人公はミュータントタートルズを見て買っていた亀に放射線を当ててしまう。父親はお前は亀をガンにしたと笑い、銃殺を促す
月面着陸は本当だが月の人間はフリーセックス集団になってしまったのでカバーストーリーが流布されている
1980年代に時間を止められた街
この回は全編1980年代のパロディー
Stand by MeとかStranger ThingsE.T.のように、少年らが出てきて森で謎の生命体を発見して家にかくまう
80年代sitcomGhostbustersのパロディ
今見たらPolitically correctness的に微妙だったり、そのような感覚が身に染み付いてしまっていて面白くなかったり
グーニーズ
東洋人が出てくると常にドラの音が鳴る
ファッションやおもちゃも1980s。出てくる警官も何か古臭い
ステレオタイプを有効に使っている
要人は大体トカゲ人間で、人間に化けているだけ
裁判所の宣誓でゴジラ2000 ミレニアムに誓う
Amazonの倉庫労働の問題
マッチングサービスが合わずに彼氏のロボットを作る
マッチングサービスでは男は自分のペニスの写真を撮って送りつけている
会社の従業員の退職金の積み立てを使って投資をする上司
父親はうるさいし 幼少期にトラウマを植え付けるようなやつで好きじゃないし、ちっとも似てないと思っていたのだけど、喫緊した問題に共同で取り組むときには言い争いをしつつ完璧な呼吸になってしまい、和解する
ろくでなしの家族をとるか、信用してくれない同僚を取るか
いいボスになろうとする
BigtechのCEO的な発言多数
banksyの正体を教えよう

どのキャラクターも「こういう人いるよね」というステレオタイプがベースになっているのだが、主人公のバディ的立ち位置のBrett Handが理解できない
性質はこう
アイビーリーグ卒の自信家の新卒
people skillは満点で顔もいい
口癖は「僕のこと好き?」
本人は言わないが、暗い過去を持っている
大学での扱きはひどくいじめられているが、本人は自分を人気者だと思っている
資産家の第三子で、兄二人が優秀なので家庭内で無視され続けている
誕生日なのに残されて両親は旅行に行っているシーンがある
こういう類型がアメリカでは一般的に存在している?

製作総指揮
マイク・ホーリングスワース
制作
Taco Gucci
Jam Filled Entertainment