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ネームの相談を受けたときに考えたこと
ネームの相談を受けたときに質問に答える形で言語化したので書いておく
Q. コマ割りがわからん
自分の場合、コマ割りにバリエーションはあまりない
コマ割りは3段2列を基本に考えている
4段にすると窮屈。文字を詰め込みたい作風ならあり
たいてい1ページに1つ見せ場を作るので、どこかの段が大コマになるので漫画のページあたりのコマ数は大体5コマになる 右下あたり
四角以外のコマ 変則コマ は使わずに四角だけで構成している
変則コマは必要がなければつかわない
単なる四角だけでもストーリーは展開できる
4コマ漫画
映画のフレームは常に同じ

Q. 家に帰ることを書きたい時、ドアを開けて入ってドアを閉めるような表現をしてしまう
それが重要なら必要
サスペンスを描いていたとする。主人公は緊張している。家の中に何かがいるかもしれない。一挙手一投足を慎重に動いていく。はらはらするような緊張感を描きたい。そういうのであれば必要
単に場面転換を描きたいだけなら不要
事後を書けばいい
描かなきゃいけないことが多すぎるから基本描かなくていいものは容赦なく飾る
ストーリー構成上重要なコマを決めて、残りはつなぎとして考える (右上)
つなぎは最悪なくてもいい
つなぎの表現は臨機応変に変えて良い
つなぎにこだわるな
一番大事なのは重要なストーリーを読者に伝えられるかであり、まず細部に気を取られてはいけない。素人が突然プロになることはできない
つなぎがうまいのはプロ


あり得ない単調なコマ割り 上段
上手いコマ割りはスペースを削って表現を増やせる 右下段中央
漫画的な嘘の構図 右下下段中央最下部
このような構図の引き出しは日々の訓練で身につける
3列にすると台詞を書く余白がなくなる 下段右
シナリオから考えて画面画面を構成する
書きたいシーンが先にうかぶことも当然ある