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ドミナントモーション

解説
DominantはなぜTonicに行きたがる?
理由1. 強進行
ドを引くとソ(の倍音)が含まれるので、ソがドを想起する説
これを1オクターブの中で考えるとソから7半音下のドにいきたくなる
上のGはCの3倍音
ドの倍音にソ ミがある
_
n 倍音x 半音上x半音上の音(ルート音:ド)
212
*312log(3)/log(2)~19
4 24
*512log(5)/log(2)~27.86~28
636
712log(7)/log(2)~33.68~34シ♭
2^\frac{x}{12}=nをxについて解くと
x=12\frac{\log(n)}{\log(2)}
倍音が大きくなると誤差が大きくなる
理由2. 構成音が不安定だから
不安定とはどういうことか?
Cメジャースケールでは、ドミソがの三和音が最も安定している
音にバラバラにしてもこれらが安定している
root音を持つのはドミソだから三和音ならわかるけどミとソが安定している理由は?ドより安定感は下がる基素
とすると、他の音は比較的不安定と見ることができる
特にドミソの半音以内の隣接音(シとファ)が不安定(不安定な理由1)
ド・ミ・ソに引っ張られる
導音主音に引っ張られる
ミやソは主音といえるの?基素
さらにシとファは減5度(6半音)= トライトーンの関係になっているので響きが不安定(不安定な理由2)
Cメジャースケールでシとファが含まれている和音は3つ
(下はセブンス)
この中ではG7はソも持っているので強進行もできる。このため一番Cに戻りやすい
突然7thの譜面も出てきたのはこれを言いたかったからか基素
このようなdominantにできる7th chordトライトーンをもつ(ドミナントセブンスという)
3度と7度がトライトーンになる