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自信過剰の本能が、「ひとり勝ち」市場に過剰の競争を生んでいる
>例えば、役を埋めるのに必要なだけの志願者しかいなければ、結局われわれが多くの出来の悪い演技に苦しむことをは確かであろう。
> しかし、逆の極端な例として(略)
> 空想的だが、全人口が職業として俳優を選んだとすると、われわれはきっとすばらしい名優一座をもつことになろう。しかし、同時に医療、輸送、住宅およびその他の必要な財・サービスが恐ろしく不足する事態となろう。
> これら二つの極端な例の間に適度のバランスーーつまり娯楽とその他すべての財・サービスをあわせた価値を最大にするような職業選択の組み合わせーーが存在する。われわれの主張は、こうした最適の組み合わせと比較して、市場の誘因はあまりにも多くの競争者を「ひとり勝ち」市場へと招き入れ、他の職業を選択する人を少なすぎるようにしている、ということである。理由の一つは、よくいわれるところの人間のもろさーーすなわち競争相手に勝つチャンスを過大評価する傾向ーーである。
個人ゲーム制作で夢を見ている自分にはグサリと刺さる箇所kidooom
だからバランス的としてWTA(Winner Takes All)な夢追い産業・エンタメ業界の働き手ばかり増え、エッセンシャルワーカーの労働人口は増えない、人気が無い
みんなが「ひとり勝ち」の金持ちになることはできないが、みんなが「自分は勝てる可能性がある」と夢を持っている
最適なバランス解にはいたれない、それができれば苦労はしねェ!!!な解だから
WTA(Winner Takes All)な市場の過剰競争から降りると、安定した暮らしを得られる可能性は高まる
しかし、安定しきった人生は、死と同然のような、安定した暮らしの何かつまらなさ・退屈さを感じて人は過剰な競争に参加するのかもしれない