知識がありすぎるがゆえに進歩できないという、逆説的な状況が起きることがある
何でも知っているリーダーキャラになってしまうと、何でも知っている振りをしなければならない
これは、失敗を認めなかったり誤魔化す傾向になって危険
わかりませんパターンが適用できなくなると、学習ができなくなる
知らないことを恐れてしまい、知っていることにしか興味が沸かなくなる
知識を知らなかった頃の感覚を忘れてしまう
常に
自慢をすることになり、同一コミュニティからどんどん嫌われる
専門家も驚くほど予測を外す
知識自慢の人は、知らないことがあるとマイナス評価になってしまうので、「知っている」ことにしてしまう
それによって、致命的な過ちを犯してしまうケースも起こりうる
1400年もの間、ガレノスの間違った解剖知識が神格化されていた
ヴェサリウスは自分で経験したことで、神格化されてきたガレノスの過ちを見つけ、新たな解剖学の道を開いた
ガレノスを信じていた周りの人々の大反発を受けたに違いない