夢想的グズ人間
>教会の建設現場でレンガを積んでいる2人の男に「あなたは何をしているのか」と聞いた。
>一般的には、この話のオチは「Bさんのほうが目的を持って仕事をしているので偉い」ということになります。しかし私は、Bさんは手が止まってしまう危険性が高いと思っています。
>しかし、目的意識が強くなりすぎると、目の前の地味な作業が手につかなくなることがあるのです。もちろん「やりがい」を持つことはいいことです。ただ、ゴールばかりに注目するタイプの人は、目の前の仕事を先送りしてしまう傾向にあります。心理学者の中にはこのタイプを「夢想的グズ人間」と呼ぶ人もいます。このタイプはイマジネーションの世界にエネルギーを注ぎすぎるのです
> 佐々木 正悟. イラスト図解 先送りせず「すぐやる人」になる100の方法 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.371-380). Kindle 版.
一見、こういうたとえ話では、抽象度が高い夢を語るBさんが偉いとされる
実際に目の前のことをコツコツやれる人はAさんだったりする
いわゆる「意識だけ高い系」などは、Bさんのように宣言するがなかなか行動しないタイプ
Aさんのようにコツコツ作る経験を得ている人のほうが、良いものを作れることもある
小さなゲームをコツコツ自作している人は、いつか良いゲームを作れる可能性がある
理想の大作ゲームを妄想して、手を付けられない人は、何も作れない