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2022年8月27日
出張中は、ホテルの枕が合わなかったのもあるし、飲んでいたり、明け方に停電があったり等もあって、ずっと睡眠不足だったので、今日は遅くまで寝ていた。

ベッドの中でTwitterを眺めていると、りゅうちぇる氏が離婚を発表したという話が流れてきた。男性として、夫としてふるまい続けることに悩んでのことだという。一方、それは婚姻関係の解消であって、家族としての生活は続けるのだという。それに対して、多くの非難もなされているという。一つは、りゅうちぇる氏が「良い夫」として発言することが多くあったにも関わらずこういう結果になったことに対してで、もう一つは、自分の気持ちのみをとってこういう責任を招いたのは無責任であるということらしい。いずれも論外である。

昨日いただいたミキを飲む。甘さっぱりしていて、美味しい。酸味もいい感じ。いただいた分を飲み終えてしまったら、お粥にすりおろしたさつまいもを入れて発酵させたらできるので、自分でもやってみよう。

近所の蕎麦屋さんでKとランチ。そぼろ丼とざるそばのセットで、それぞれ大盛りを頼んだのだが、ちょっと多過ぎた。お酒を飲んでもいいかなと思いつつ、オールフリーを飲む。別にこれでもいい。食べながら、観光産業の付加価値を高めることの必要性と、どうやってそれができる人材を作っていくのかということについて、あれこれ話す。地域の特徴や自分たちにできることからスタートするから、ボトムアップ的な施策の積み上げになってしまって、高い付加価値を作るのが難しくなってしまう。どういう価値を提供したいのかからも考えていかないと(自分の仕事でも同じ)。

お茶しながら、ケロッピー前田縄文時代にタトゥーはあったのか』の続きを読み、読了。縄文の話だけでなく、タトゥーを軸にした文化・歴史の見直し、昨今のタトゥー再評価の世界的潮流についてもまとめてあって、とても勉強になった。ケ・ブランリ美術館で行われた展覧会のカタログの英語版がAmazonで売られていたので、購入。楽しみ。

外は暑くて、少し歩いただけなのに疲れてしまった。縄文タトゥー本のケロッピー前田氏による別の本『CRAZY TRIP 今を生き抜くための“最果て”世界の旅』をベッドで読んでいるうちに、寝る。2時間ほど寝たのだろうか。澤瀉屋が野外で3ステージ使って歌舞伎をやっているのを眺める夢を観た。起きてから、本の続き。DEFCONBlack Hatについても取材する幅の広さ。

夕食を軽く作る。あおさを使ったスープと、ホタテとアスパラの炒め物。ご飯は、昨晩Kがジューシー(沖縄の炊き込みご飯)を作ってくれたものを解凍。ホタテの炒め方がよくなくて、固くなってしまった。無念。食べながら、クラシックTVでThe Artist 反田恭平を観た。ショパンコンクールで2位を受賞したということは何かで見たりしていたのだが、それ以上のことを知らないでいたのだが、番組でショパンを引くタッチの優雅さと音色のまろやかさに驚いた。それで、Spotifyにあった最新のライブ音源を聴く。大きなスケール感と優雅さを合わせ持つスタイルは、非常に素晴らしい。


注文してあった『隼人世界の島々 (海と列島文化)』が届いていたので、まずは総論の「合流と境界の隼人世界の島々」から読み始める。薩南諸島、とりわけトカラ列島と奄美諸島の間には文化的な境界線が存在するのだが、しかしそれでも日琉祖語や稲作は九州方面からやってきたことは間違いなく、なぜそうした違いができたのかというのは興味深いところである。また、言語や農耕が渡ってきたのだから、奄美・沖縄にも「隼人世界」的な特徴は含まれるはずなのではないかという気もする。その辺りが気になっているところ。また、トカラ列島・悪石島の「ボゼ」のルックスは、南洋的な風を思わせる。そうした文化のルーツも気になるところである。

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