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部分と全体
非制御と制御
重要Aと重要B


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システムアプローチや制約理論でも全然描かれていないのが全体。全体とは何かについて、たいしたことは書かれていない。なのでこつこつと調べてきて分かったこととして、全体には特徴がある。

例えば全体に影響を与えることができるが、直接扱うことができないなど。TOCクラウドでは問題解決する際、全体に対する部分を操作する。

部分と全体
個人と全員


#分散と集中 非集中と集中

短期(今)と長期 過去と未来
回転


どれも扱う変数や範囲が異なるが、全体と部分となっている。字面的には、全体というより非集中のほうが合っている気がする。

問題は認識されうるシステムの境界で起きるとも言える。システムとは認識的現象であって、人の認識に依存するみたいな話。人がいなければシステムは存在しない、みたいな。パーシグが言った幽霊のひとつ。利益って概念に向かって指を指してコレだということができないし、人類が消えれば利益も消滅してしまう。

問題解決のプラクティスに落とし込むにはまだまだ明瞭にするステップがたくさんいりそう。システム理論を読み直す時間が欲しい。

全体を直接扱えないというのは、言語の特性上仕方がない。言葉は認識されたものからいろんなものを捨象して記号に置き換えているので、その時点で部分化してしまう。目の前にノートPCがある。ノートPCはノートPCの全体をポイントしてるけれど、ノートPC全体そのものを表しているわけじゃない…。名前は全体を指すが、全体そのものではない。空間上に広がっている連続量を言語は直接扱えないとも言える。



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仕事に関する知識の全体

事例

販売
割賦販売と一括販売
分割販売と一括販売




全体を表現する上で必要なこと
平面充填系であること
要素が操作が容易なこと
オペレーターであること #手段目標分析
都市
要素が操作しにくい例
情報の端から端までのスケールが表現される単位系であること
スケールが適度に離散化されていること #離散化
アウトカム 中間状態があることでオペレーターの操作が容易になる
DeepZoomのGoogleMapにおいても、ある情報が表示されるスケールは一定範囲内に収まっている
全国が表示されているときには番地は表示されない
離散化された要素毎に人の活動が潤沢であること
秒分時日週月
要素が単位をまたがず、特定位置に固定化されること
フレームワークは時間単位をまたがない。時間のスケーリングに対応したフレームワークはほぼみられない。
タクソンレベルが揃っていること
求める結果に不可欠かつ少数の変数が網羅されていること
最小十分
部分の集合が全体であること
部分が集合することによって、特異な性質が現れるもの
全体の境界はフィードバックの可能性で決まっていること
フィードバックの単位から全体を収束させる
要素間に依存関係があるが、独立して扱われやすいもの(部分最適化の傾向が強いモノ、バランスを崩しやすいモノ
立場によって偏りが生じやすいこと
経営者、マネージャーは評価を多くしがちで実行が少なくなる
提案(説得)、実行、評価

内部と外部
金銭取引の境界で人の活動を分けたもの

提案(説得)・実行・評価 取引のサイクルで人の活動を分けたもの

商品開発と組織開発と製品開発
内部と外部と取引のケイパビリティから人の活動を分けたもの

動的と静的
変化量の違いで分けたもの

バリューストリーム上の組織機能で分けたもの
特異な形、かつ対称で覚えやすい

時間のスケーリング #スケールダウンメソッド
単位がうまく離散化している
人の様々な活動を時間から捉えたもの
単位が、年月日という人が日常的に接している概念と近接しており理解が容易
人が日常的に接している概念で、スケーリングが離散化している(たとえば単位のスケール)が揃っているものと相性がいい。
既存のスケールダウンメソッドは、時間のスケールは良いが、方法がタダのリストになってしまっている。

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商品開発
STP
外部市場
説得、実行、評価

組織開発
RBV
内部市場
説得、実行、評価

製品開発
取引
非取引性プロダクト
説得、実行、評価

提案(説得)x実行x評価