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バーチャルな時間
一言まとめ
「時間軸」に着目して、色々な物事(物語, コミュニケーション, etc)を共通の枠組みで捉えようとしている

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世界の捉え方として、「相対的な時間軸」って見方面白そう
いわゆる「時間」(物理時間)が絶対的時間軸として存在するのではなく、さまざまな時間軸が平等に存在する
物理時間軸、記憶の時間軸、映像の時間軸、物語世界の時間軸など
(クロノス時間: 時計ベースの客観的時間 / カイロス時間: 感覚ベースの主観的時間)
そして、それらの異なる時間軸をつなぐ窓として、時計, SNS, 文章などの媒体(メディア?)が存在する。
小説の文章:「現実世界の時間軸」と「物語世界の時間軸」を繋いでいる
SNS:「自分の時間軸」と「他人の時間軸」を繋いでいる
時計:「カイロス時間軸」と「クロノス時間軸」を繋いでいる
202103追記
これは別にメディアは新しいバーチャルな時間軸を提示しているだけであって、繋いでいるわけではないな

この捉え方だと、複数の時間軸でグラフが描ける
時間の「線」ではなく「平面」や「立体」が考えられる(?)
SNSの例
「自分の時間軸」と「他人の時間軸」を各種SNSが繋ぐ
Clubhouse, Zoom等:完全に線形な繋がり
(線形な繋がり = 同期)
Youtube:線形な繋がりをとっかえひっかえ
Twitter:タイムラインをスクロールする時にめっちゃ急勾配
物語の例
「現実世界の時間軸」と「物語世界の時間軸」を作品が繋ぐ
一般的な小説, 漫画:たいていの場面で勾配が強い(物語世界の時間の方が現実世界より早く進む)
漫画「100日後に死ぬワニ」:珍しく、マクロに見れば勾配が1
一般的な映画:スローモーションとかがない限り、基本的に勾配は1
映画「TENET」:右肩下がり(負の勾配)の線もある
第三の時間軸が考えられることもある
「回想シーンの時間軸」「主人公の体感時間(カイロス時間軸)」とか
「製作者の時間軸」とかも考えられる
100日後に死ぬワニ」:製作者の時間軸 ≠ 物語世界の時間軸 ≒ 鑑賞者の時間軸

この世界の見方がどう役立つのか(雑なアイデアを色々と書いておく)
さまざまな時間軸を「現実の時間軸」と分離して考えると、付随していた物理法則の制約を取り払える
そうすると、従来は等速で進むだけだった「時間」に遊びが生まれる
できる遊び(雑なアイデア)
例えば、空間軸の物理法則を時間軸で考える #時間方向の物理法則
「万有引力」は「弾性同期
他にも実装したら面白そう
運動量保存の法則を時間でやるとか
空間と時間を逆転させるとか(前ががくと話したやつとか)
Kinetoもこの世界の見方が元になっている(後付けだけど)
「現実の時間軸」と「授業の時間軸」を分離して考える
それによって、「授業の時間軸」に付随していた「現実の時間軸」の制約を取り払える
「時間軸がもっと自由になった時に、授業はどのような形に進化するのか」(Kinetoのメインテーマ?)
あと、(上にも書いたけど)制約が取り払われたことによって弾性同期も可能になった
文学,映画などの物語を分析したり、逆に作ったりする上でも有益そう
↑の「「現実の時間」と「物語世界の時間」の「時間」を逆転させる」アイデア結構面白い気がする
第四の壁を壊せる

(天動説 vs 地動説みたい)
何を中心とするかが変化したという意味で

>物理空間のみが現実であるという認識から抜け出し、物理空間と情報空間が重層したところに立ち上るのが現実なのだ、という認識で眺めてみると、新しい試みをできるフロンティアがそこら中に見えてくる👀のでは、と思ってます。
> 勘違いかもしれませんが、この後3月にかけて引き続き取り組んでいきます。
これの時間版

カイロス時間以外のいろんな時間軸を、バーチャル時間軸とする
バーチャル空間と同じ様なノリ

VRバーチャル空間と同じような感じで、時間軸を捉える

時間軸はクロノス時間みたいに一方向に流れる止められないものではなく、操作できるものになる
バーチャル空間テレポーテーションが可能になるのと同じ様なノリ


バーチャル時間軸
現実現実空間 クロノス時間(もしくはカイロス時間
つなぐものVR HMD弾性同期(言い過ぎ?)

ぼんやりとイメージは頭の中にあるんだけど、まだ世界観を言語化できるほどはっきりはしてない
抽象と具象の行き来ではっきりさしたい
雑にイメージをメモっていく
いろんな時間軸を乗り移るみたいな 
弾性同期的に繋がったりはずれたり
高松先生の授業のループとか
音声のアンビグラムを楽しめる世界

こんな感じの時間についてのnote書きたい

>xR(VR/AR/MR)で時間を超えるということ
これ、結構似たような話をしている

>すなわち、ユーザAとユーザBは現実空間でのコミュニケーションはもちろん、仮想空間でのコミュニケーションも取れる。それはどちらか一方(現実空間あるいは仮想空間だけ)という場合もある。また、ユーザAとユーザCの関係のように、今までの世界と同じく現実空間だけでのコミュニケーションしか取れない人間関係も存在する。つまり、人と人とのコミュニケーションが今まで以上に多様に、そして複雑になる。さらに、複合現実空間の共有は、ユーザAとユーザBの現実時間軸と仮想時間軸の共有でもある。どういうことかというと、同じ24時間の中に、現実空間の時間と仮想空間の時間が混在するのだ。結果として1人あたりの時間軸が増えることになる。これはSFの世界で言われていたような異次元(のような)感覚に近いのかもしれない。
これも

時間というメディアと似たような話?

逆に言えば、主観的な現実の世界観よりは制約の強い話をしている
あくまでもrealityは共有した上で、それを体験する順序や速度を変えようぞと言っているので
これ結構大事な気づきな気がするblu3moblu3mo
これでいうと、「ニコニコ動画の擬似同期はバーチャルな時間」というのはちょっと違う気がしてきた
ニコニコ動画の世界に没入している時点でそもそも別のrealityに入っているので

一つの時間軸上で色々な移動をする、と言うのではなく、色々な時間軸がある、というのはなぜ?
前者の方が分かりやすい気がしてきたblu3mo

時間軸への没入、より正確にいうなら「バーチャルな時間軸を自分の時間感覚に内面化」みたいな事になりそう

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以下は、適当に書いていた雑なメモ

時間というメディアについて考えていて思ったこと

文学ではある程度探求はされてるけど、読者の時間と物語世界の時間の関係はそんなに考えられてなさそう
この考え方は物語だけでなく、各種エンタメやSNS等を捉え直すのに面白い視点な気がする
例えばSNSで体験時間(縦)と現実時間(横)を考えると
Clubhouseは完全に線形
Twitter(投稿順タイムラインの場合)はめっちゃ急勾配が
Youtubeは同期をとっかえひっかえしていると捉えられる
エンタメ(?)で考えると
100日後に死ぬワニはマクロに見れば線形
TENETとかはすごいグラフになりそう
さらにこの考え方を拡張すると、SNS画面とか本のページ等のメディアが別々に流れる時間同士をつなげる窓になっている、みたいな世界の捉え方ができる

クロノス時間が絶対的と考えない、相対的な見方
この視点を手にしたからこそ作れるものとかないかな
めちゃくちゃ可能性のある視点な気がしている
絶対的時間があるわけでなく、さまざまな時間軸が存在するという考え方
そうすると時間が一次元のものではなくなって、二次元/三次元の時間について考えられる
複数次元の時間で空間の物理法則を考える
すると、「万有引力」は弾性同期になる
この感じで他の物理法則も時間で実装したらめちゃ面白そう
運動量保存の法則とか
空間と時間を逆転させるとか
物語の時間軸と現実の時間軸について考えるのも、↑がベース(読者の時間と物語世界の時間の関係

時間というメディア」との比較
時間を「メディア」として捉える考えと、メディアが時間同士をつなげるという考え