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2/21/2025, 10:05:23 PM
西洋政治思想史
西洋法思想史
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西洋政治思想史とは何か
西洋政治思想を、古典(クラシック)の系譜と捉え、西洋政治思想の歴史的理解を追求する政治学の一分野。古典の精読を通じ、政治思想を検討する立場を『
政治的人文主義
(シヴィック・ヒューマニズム)』とも呼ぶ。
日本の政治思想史研究の傾向として、従来は古代ギリシャの価値が高かったが、近年は古代ローマの
共和主義
(レパブリカニズム)を再評価する声が高い。
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西洋政治思想史(古典)
【
古代ギリシアの政治思想
】
ソクラテス
(著作なし)
プラトン
(『
国家(プラトン)
』)
アリストテレス
(『
政治学(アリストテレス)
』、『
二コマコス倫理学
』)
【
ローマの政治思想
】
リウィウス
(『
ローマ建国史
』)
キケロ
(『
国家について
』、『
法律について
』)
パウロ
(『
ガラテア人への手紙
』)
アウグスティヌス
(『
神の国
』)
【
中世ヨーロッパの政治思想
】
ボエティウス
(『
哲学の慰め
』)
トマス・アクィナス
(『
『神学大全』
』)
ダンテ
(『
帝政論
』)
【
ルネサンス・宗教改革期の政治思想
】
マキャベリ
(『
君主論
』)
ルター
(『
95ヶ条の論題
』)
ボダン
(『
国家論
』)
【
17世紀イングランドの政治思想
】
ミルトン
(『
アレオパジティカ
』)
ホッブズ
(『
リヴァイアサン
』)
ハリントン
(『
オセアナ共和国
』)
ロック
(『
統治二論
』)
【
18世紀ヨーロッパの政治思想
】
モンテスキュー
(『
法の精神
』)
ヴォルテール
(『
寛容論
』)
ヒューム
(
『人間本性論』
)
【
フランス革命、アメリカ独立戦争期の政治思想
】
ルソー
(『
社会契約論
』)
ハミルトン
(『
ザ・フェデラリスト
』)
バーク
(『
現代の不満の原因
』)
【
19世紀の政治思想
】
ヘーゲル
(『
法の哲学
』)
トクヴィル
(『
アメリカのデモクラシー
』)
マルクス
(『
『資本論』
』)
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西洋政治思想史(キーワード)
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デモクラシー
帝国
共和政
平等
自由意志
法の支配
共通善
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政教分離
主権
寛容
安全
共和主義
所有権
権力分立
進歩
利益
社会契約
多元主義
保守主義
市民社会
自由主義
社会主義
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参考文献
西洋政治思想史(宇野重規、有斐閣アルマ)