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LAN内のホストをVXLANで闇ネットにつなぐ
闇ネットゲートウェイを設置済みであれば、以下のようにすればLAN内の他のホストを闇ネットにつなぐことができる
闇ネットゲートウェイと接続したいホストのそれぞれに2番目のEthernetポートを増設する
USB接続のEthernetアダプタとかでOK
互いをLANケーブルで接続する
接続したいホストの2番目のEthernetポートに闇ネットのIPアドレスを設定する
しかし、このやりかただと、1台につき1つEthernetアダプタと、LANケーブルと、スイッチングハブが必要になる
そこで、VXLANでローカルネット上に仮想的なLANをもうひとつつくって、こちらを闇ネットの接続につかってみる

なぜVXLANか
VLANでも同じことができるが、L3で疎通していればL2をトンネリングできるVXLANのほうが使い勝手がよいため
タグ付きVLANはWiFi上で使えないが、VXLANだとWiFiでもタグVLANのようなことができる

想定するシチュエーション
闇ネットゲートウェイ : Ethernet(eth0)
接続したいホスト : WiFi(wlan0)
で2者が同一のセグメントに接続されているものとする。
接続したいホスト の闇ネット側IPアドレスは 10.0.254.1 と仮定する(インターフェースはbr0)

手順
GSNet Gateway側:
sh
sudo ip link add vxlan0 type vxlan id 83 group 239.1.1.1 dev eth0 sudo ip link set dev vxlan0 master br0 sudo ip link set up dev vxlan0

接続したいホスト側:
sh
sudo ip link add vxlan0 type vxlan id 83 group 239.1.1.1 dev wlan0 sudo ip addr add 10.0.254.1/8 dev vxlan0 sudo ip link set up dev vxlan0

動作確認
接続したいホスト から 10.0.0.1 にpingを打ってみる
別の闇ネット拠点にいるホストから 10.0.254.1 にpingを打ってもらう
どちらも疎通していればOK

VXLANを使用している例
1Fに置いたRaspberry PiをWiFi経由で2Fに設置された闇ネットゲートウェイ闇ネットセグメントに接続している

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