非形式論理学
en: informal logic
論理学の分野
非形式論理の学問
試案
2軸
形式論理 vs 非形式論理
演繹論理 vs 帰納論理
特徴づけ
つながりに くわえて、前提 (premises) の正しさを見る:
ref. 倉田 剛『論証の教室』〔入門編〕 §1.2.3, p. 20。
ref. Premise - Wikipedia
整理
vs
| 種別 | 演繹論理 | 帰納論理 |
| つながり | （演繹的）妥当性 | 帰納的な強さ |
| connection | validity | inductive strength |
| degree | {1} | (0, 1) |
| 前提あり | 健全性 | 信頼性 |
| with premise | soundness | reliability |
二分法
不連続の2つ とも とらえられる。
連続な spectrum とも とらえられる。
scale: 帰納的強度 (en: degree of inductive strength)
ref. 『論証の教室』 fig. 2.2.2, §2.2.2, p. 37
前提 (premise) を見るなら、 soundness or reliability
cf. 非形式
メモ
「帰納的な強さ」を もっと こなれた表現に できないか？
帰納的強度？
非形式的な誤謬
en: informal fallacy
list
neg list
権威による論証は 案外 誤謬ではない。
cf. 『論証の教室』
論理的思考の定義
>サポート関係でつながった考え、それが論理的思考だ。そして、 考えと考えをサポート関係でつないで考えていくこと を「論理的に考える」 という。
ref. 戸田山 和久（2020）『思考の教室』、第Ⅰ部 第2章, p. 53
これは 帰納論理を含めた一般の論理だろう。
>つながり
= 帰納論理における、論証をなす命題たちの間の支持関係
〃だろう
関連トピック
演繹論理による これの反証は 難しい。
cf. 決定不全
e.g. Duhem–Quine thesis
ref. 仮説演繹法 - Wikipedia
ref. 『確率の哲学』（書籍）
書籍
倉田 剛『論証の教室』〔入門編〕
戸田山 和久（2020年10月）『思考の教室』NHK出版
金子 裕介『確率の哲学』（書籍）