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飲酒ガイドライン
ねえ社会人、もう、もうこれ読んだ...?(インプット的な、常識上書き的な、コンプライアンス的な意味で)sume
これから読むね...

大事そうなところは、
今後はアルコール1日20グラムという量がしばらく目安になるみたい

読めたsume
takkerさんありがとー!


>厚生労働省では、このたび、飲酒に伴うリスクに関する知識の普及の推進を図るため、国民それぞれの状況に応じた適切な飲酒量・飲酒行動の判断に資する「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を別添のとおり作成しましたので、公表します。本ガイドラインは、アルコール健康障害の発生を防止するため、国民一人ひとりがアルコールに関連する問題への関心と理解を深め、自らの予防に必要な注意を払って不適切な飲酒を減らすために活用されることを目的としています。厚生労働省では、今後、本ガイドラインの周知等を行ってまいります。


背景情報ココカラ

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厚生労働省 > 政策について > 分野別の政策一覧 > 福祉・介護 > 障害者福祉 > アルコール健康障害対策
平成25年12月に「アルコール健康障害対策基本法」が成立、平成26年6月に施行されたよ
基本法に基づき、平成28年5月に「アルコール健康障害対策推進基本計画」が策定されたよ
第1期アルコール健康障害対策推進基本計画があったよ(終了済)
平成 28(2016)年度から32(2020)年度までの概ね 5 年間を対象としたよ
危険性を明確にしたり周知する内容についてみんなの知見で合意をとったり相談窓口や支援体制の拡充をしたり、そのための人材育成をしたり、2期で目標にするべき数値を決めたりしたよ、ガイドブックも出したよ
今は2期だよ
タイトルどうにかしなさいmhlw
コピーコピー笑うtakker
ちょっと笑っちゃうよねsume
JUST PDFで作られてるtakker
官公庁のPDFはだいたいこれで作られている印象
そうなんだsume
令和3(2021)年度から令和7(2025)年度までの概ね5年間が対象だよ
1期では体制構築や人材育成など評価できる点もあったけど高齢化や働く女性の増加、従来よりアルコール度数の高い、飲みきり容器に入った商品の開発などアルコール飲料の多様化に対応できていないところがあるよね
2期ではアルコール健康障害の発生予防と、健康障害の進行・重症化予防、再発予防・回復支援を重点的にやるね
2期では教育・周知が重要だからガイドラインを作ったよ(飲酒ガイドライン#65d857b4be12ad0000f78b33
という流れ

ココマデ

利用規約に「自由に使っていいよ。改変したらその旨を書いてね(意訳)」とあったのでとりあえずコピペtakker
ありがとーsume

1 趣旨
)においては、その基本的施策として、飲酒に伴うリスクに関する知識の普及の推進を図るために、国民のそれぞれの状況に応じた適切な飲酒量・飲酒行動の判断に資する「飲酒ガイドライン(以下「本ガイドライン」という。)」を作成することとされています。
本ガイドラインは、アルコール健康障害の発生を防止するため、国民一人ひとりがアルコールに関連する問題への関心と理解を深め、自らの予防に必要な注意を払って不適切な飲酒を減らすために活用されることを目的としています。
なお、本ガイドラインでは、飲酒に係る留意事項等を示しておりますが、アルコールによる影響には個人差があり、また、その時の体調等によっても影響が変わり得るものです。
お酒は、その伝統と文化が国民の生活に深く浸透している一方で、不適切な飲酒は健康障害等につながります。

2 本ガイドラインの内容
本ガイドラインは、基礎疾患等がない 20 歳以上の成人を中心に、飲酒による身体等への影響について、年齢・性別・体質等による違いや、飲酒による疾病・行動に関するリスクなどを分かりやすく伝え、その上で、考慮すべき飲酒量(純アルコール量)や配慮のある飲酒の仕方、飲酒の際に留意していただきたい事項(避けるべき飲酒等)を示すことにより、飲酒や飲酒後の行動の判断等に資することを目指すものとします。
※なお、本ガイドラインは、科学的知見の蓄積状況等を踏まえ、必要に応じて見直しを行います。

3 アルコールの代謝と飲酒による身体等への影響について
飲酒した際、飲んだお酒に含まれるアルコールの大半は、小腸から吸収され、血液を通じて全身を巡り、肝臓で分解されます。
アルコールの分解には、体内の分解酵素と呼ばれる物質等が関与しています(※)が、体質的に分解酵素のはたらきが弱いなどの場合には、少量の飲酒で体調が悪くなることもあります。
※肝臓で、アルコールはアセトアルデヒドに分解され、さらに酢酸へと分解されます。
酢酸は筋肉や心臓に移動してさらに分解され、最終的に炭酸ガスになります。

(2)飲酒による身体等への影響
アルコールは血液を通じて全身を巡り、全身の臓器に影響を与えるため、飲みすぎた場合には、いろいろな臓器に病気が起こる可能性があります。
飲酒による影響には個人差があり、例えば年齢、性別、体質等の違いによって、それぞれ受ける影響が異なります。
主な身体への影響として、以下のような特有の状態変化や固有のリスクなどが生じる可能性があります。
なお、体調など個人のそのときの状態にも左右されます。
1. 年齢の違いによる影響
高齢者は若い時と比べて、体内の水分量の減少等{1}で同じ量のアルコールでも酔いやすくなり、飲酒量が一定量を超えると認知症の発症の可能性が高まります。
あわせて、飲酒による転倒・骨折{3,4,5}、筋肉の減少(サルコペニア(※)等{6,7})の危険性が高まります。
※サルコペニアとは、加齢に伴う骨格筋量低下に加え、筋力及び/又は身体機能が低下した状態のことです。
10 歳代はもちろん 20 歳代の若年者についても、脳の発達{8,9}の途中であり、多量飲酒によって脳の機能が落ちるとのデータがあるほか{10}、健康問題(高血圧等)のリスクが高まる可能性もあります{11}。
2. 性別の違いによる影響
女性は、一般的に、男性と比較して体内の水分量が少なく{12}、分解できるアルコール量も男性に比べて少ないこと{13}や、エストロゲン(女性ホルモンの一種)等のはたらきにより、アルコールの影響を受けやすいこと{14,15,16}が知られています。
このため、女性は、男性に比べて少ない量かつ短い期間での飲酒でアルコール関連肝硬変になる場合がある{17,18}など、アルコールによる身体への影響が大きく現れる可能性{19,20}もあります。
3. 体質の違いによる影響
アルコールを分解する体内の分解酵素のはたらきの強い・弱い(※)などが、個人によって大きく異なります。
アルコール分解酵素のはたらきの強弱は、遺伝子によるものと言われています。
東アジアではこの分解酵素が弱く上記のようなフラッシング反応を起こす方々が一定数存在し、日本では41%程度いると言われています。{21}
フラッシング反応:飲酒により、顔が赤くなったり(発赤)、動悸や吐き気がする状態
そのような人が、長年飲酒して、不快にならずに飲酒できるようになった場合でも、アルコールを原因とする口の中のがんや食道がん等のリスクが非常に高くなるといったデータ{22,23,24}がありますので注意が必要です。

(3)過度な飲酒による影響
過度な飲酒や、飲酒後の行動によって、以下のようなリスクが高まる可能性があります。
1. 疾病発症等のリスク
急激に多量のアルコールを摂取すると急性アルコール中毒になる可能性があります。
意識レベルが低下し、嘔吐、呼吸状態が悪化するなど危険な状態になります。
また、長期にわたって大量に飲酒をすることによって、アルコール依存症生活習慣病肝疾患、がん等の疾病が発症しやすくなります。
アルコール依存症
大量のお酒を長期にわたって飲み続けることが主な原因で発症する精神疾患の一つです。
お酒をやめたくてもやめることができない、飲む量をコントロールできない等の症状により、仕事や家庭など生活面にも支障が出てくることがあります。
2. 行動面のリスク
過度なアルコール摂取により運動機能や集中力の低下等が生じ、
使用することで危険を伴う機器(A)の利用や高所での作業による事故などの発生
(A):鋸等の工具類、草刈り機等の電動機、火気を伴う器具類等
飲酒後に適切ではない行動をとることによっての怪我や他人とのトラブル
路上や公共交通機関でのトラブル、暴力行為等
紛失物の発生
金銭等や機密書類、ノートパソコンやUSBメモリ等の紛失
USBメモリの紛失って、数年前にどっかの市であったな……takker
日本中どこでも落とされて社会人、怒られているよ...sume
などが考えられます。

4 飲酒量(純アルコール量)と健康に配慮した飲酒の仕方等について
上記のようなアルコールのリスクを理解した上で、次に示す純アルコール量に着目しながら、自分に合った飲酒量を決めて、健康に配慮した飲酒を心がけることが大切です。

(1)飲酒量の把握の仕方
お酒に含まれる純アルコール量は↓で表すことができ、食品のエネルギー(kcal)のようにその量を数値化できます。
A=0.8VC
V:飲んだ量/\rm mL
Cアルコール濃度の度数/100
例: ビール 500ml(5%)の場合の純アルコール量は500(ml) × 0.05 × 0.8 = 20(g)
つまり、500mL缶のビールを飲んだらそれだけでリスクゾーンに突入するということtakker
飲酒をする場合には、お酒に含まれる純アルコール量を認識し、自身のアルコール摂取量を把握することで、例えば疾病発症等のリスクを避けるための具体的な目標設定を行うなど、自身の健康管理にも活用することができます。
単にお酒の量(ml)だけでなく、お酒に含まれる純アルコール量(g)について着目することは重要です。

(2)飲酒量と健康リスク
世界保健機関(WHO)では、アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略{25}を示しており、また、循環器疾患やがん等の疾患の予防コントロールのため、アルコール有害使用の削減に関する目標なども含めた行動計画{26}を発表しています。
さらに、飲酒量純アルコール量)が少ないほど、飲酒によるリスクが少なくなるという報告もあります{27,28,29}。
個々人が疾患などの発症リスクにも着目するなどして、健康に配慮することが重要であると考えられます。
例えば、高血圧や男性の食道がん、女性の出血性脳卒中などの場合は、たとえ少量であっても飲酒自体が発症リスクを上げてしまうこと、大腸がんの場合は、1 日当たり 20g程度(週 150g)以上の量の飲酒を続けると発症の可能性が上がる等の結果を示した研究があります。
これらの研究結果に基づく疾病毎の発症リスクが上がる飲酒量(純アルコール量)については、表1に示したものが参考となります。

飲酒による疾患への影響については個人差があります。
従って、これらよりも少ない量の飲酒を心がければ、発症しないとまでは言えませんが、当該疾患にかかる可能性を減らすことができると考えられます。
なお、飲酒の影響を受けやすい体質を考慮する必要がある場合などには、より少ない飲酒量(純アルコール量)とすることが望まれます。
飲酒は疾患によっても、臓器によっても影響が異なり、個人差があります。
かかりつけ医等がいる場合には、飲酒についての相談をすることも有用です。
純アルコール量が多くなることは、病気や怪我の可能性を高める{30,31}だけでなく、飲酒後の危険な行動につながる可能性も高くなります。
これらを避けるよう、飲酒量(純アルコール量)に注意していくことが重要です。
その他の参考として、国内では、第2期計画において、
また、令和6年度開始予定の健康日本 21(第三次)では、
生活習慣病(NCDs)のリスクを高める量(1日当たりの純アルコール摂取量が男性 40g以上、女性 20g以上)を飲酒している者の減少(※)を目標とし、男女合わせた全体の目標値として 10%を設定し、健康づくりの取組を推進することとしています。※これらの量の飲酒をしている者の減少を目標としたものです。
なお、これらの量は個々人の許容量を示したものではありません。
(参考)海外で作成されたガイドラインでは、表2にある通り、1日 20gから 40g程度の飲酒量(純アルコール量)など、各国毎に異なった量も示されています。

(3)健康に配慮した飲酒の仕方等について
飲酒をする場合においても、様々な危険を避けるために、例えば、以下のような配慮等をすることが考えられます。
これらにも留意することが重要です。
1. 自らの飲酒状況等を把握する
自分の状態に応じた飲酒により、飲酒によって生じるリスクを減らすことが重要です。
医師等へ相談したり、AUDIT等を参考に自らの飲酒の習慣を把握することなどが考えられます。
AUDIT:問題のある飲酒をしている人を把握するために世界保健機関(WHO)が作成したスクリーニングテスト
飲酒問題の早期発見等のため、10 項目の簡易な質問でアルコール関連問題の重症度の測定を行うものです。
2. あらかじめ量を決めて飲酒をする{32}
自ら飲む量を定めることで、過度な飲酒を避けるなど飲酒行動の改善につながると言われています。
行事・イベントなどの場で飲酒する場合も、各自が何をどれくらい飲むかなどを4の(2)も参考にそれぞれ自分で決めて飲むことが大切です。
3. 飲酒前又は飲酒中に食事をとる
血中アルコール濃度を上がりにくくし、お酒に酔いにくくする効果があります。
酒の肴の役割ってもしかしてこれ?takker
4. 飲酒の合間に水(又は炭酸水)を飲むなど、アルコールをゆっくり分解・吸収できるようにする
水などを混ぜてアルコール度数を低くして飲酒をする
少しずつ飲酒する
アルコールの入っていない飲み物を選ぶ
飲む量に占める純アルコール量を減らす効果があります。
5. 一週間のうち、飲酒をしない日を設ける(毎日飲み続けるといった継続しての飲酒を避ける)
毎日飲酒を続けた場合、アルコール依存症の発症につながる可能性があります。
一週間の純アルコール摂取量を減らすために、定期的に飲酒をしないようにするなど配慮が必要です。

5 飲酒に係る留意事項

(1)重要な禁止事項
法律で禁止されている場合や、特殊な状態で飲酒を避けることが必要な場合など、以下のようなものがあります。
1. 法律違反に当たる場合等
酒気帯び運転等(酒気帯び運転をさせることを含む)
飲酒時には、安全運転に必要な情報処理能力、注意力、判断力等が低下します。
20 歳未満の飲酒(20 歳未満に飲酒させることを含む)
脳の発育に悪影響を及ぼし、若い頃からの飲酒によって依存症になる危険性も上がります{33,34,35}。
飲酒による不適切な状態での動作や判断によって事故や事件を招いてしまう行為
(フォークリフト等の機械の操作、公衆への迷惑行為等)
2. 特定の状態にあって飲酒を避けることが必要な場合等
妊娠中・授乳期中の飲酒{36}
妊娠中の飲酒により、胎児胎児性アルコール症候群等をもたらす可能性があります。
授乳期中などには、家庭内などの周囲の理解や配慮が必要です。
体質的にお酒を受け付けられない人(アルコールを分解する酵素が非常に弱い人等)の飲酒{37}
アルコール分解酵素が非常に弱い人は、ごく少量の飲酒でも、強い動悸、急に意識を失うなどの反応が起こることがあり危険です。

(2)避けるべき飲酒等について
避けるべき飲酒や飲酒に関連した行動には、例えば以下のようなものが挙げられます。
飲酒をする場合には、自分が現在どのような状況にあるのかを確認し、飲酒に適するかを個別に判断していく必要があります。
1. 一時多量飲酒(特に短時間の多量飲酒)
様々な身体疾患の発症や、急性アルコール中毒を引き起こす可能性があります。
一時多量飲酒(1 回の飲酒機会で純アルコール摂取量 60g以上)は、外傷の危険性も高めるものであり{27}、避けるべきです。
2. 他人への飲酒強要
飲酒は様々なリスクを伴う可能性があるものであり、他人に無理な飲酒を勧めることは避けるべきです。
併せて、飲酒を契機とした暴力や暴言・ハラスメントなどにつながらないように配慮しなければなりません。
3. 不安{38}や不眠{39}を解消するための飲酒
不安の解消のための飲酒を続けることによって依存症になる可能性を高めたり、飲酒により眠りが浅くなり睡眠リズムを乱す等の支障をきたすことがあります。
寝酒ダメゼッタイtakkersume
4. 病気等療養中の飲酒や服薬後の飲酒(病気等の種類や薬の性質により変わります)
病気等の療養中は、過度な飲酒で免疫力がより低下し、感染症にかかりやすくなる等の可能性があります{40}。
また、服薬後に飲酒した場合は、薬の効果が弱まったり、副作用が生じることがあります{41}。
飲酒の可否、量や回数を減らすべきか等の判断は、主治医に尋ねる必要があります。
5. 飲酒中又は飲酒後における運動・入浴などの体に負担のかかる行動{42,43}
飲酒により血圧の変動が強まることなどによって、心筋梗塞などを引き起こす可能性や、転倒などにより身体の損傷を引き起こす可能性があります。


参考文献


参考文献はPDFで10頁以上も記載され、膨大にあるのでいくつかピックアップします
気になる人は各自(健康に配慮した飲酒に関するガイドライン[266KB])8頁以降を参照してください

で残り消してもいい?sume
いいとおもうぞいtakker
けしちゃった
さんきゅ!ありがとう!sume

26. World Health Organization: Global action plan for the prevention and control of noncommunicable diseases 2013-2020
27. World Health Organization: Global status report on alcohol and health
28. Canada's Guidance on Alcohol and Health: Final Report (ccsa.ca) .(カナダのガイドライン)

<表2の参考情報>
C) イギリス:
D) イタリア:
アルコール健康障害対策基本法(平成 25 年法律第 109 号)第 12 条第1項


新聞各社より


ずぼらな社会人だから図表はNHKさんなど新聞各社からもらってきたよsume