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電脳コイル
>『電脳コイル』(でんのうコイル、COIL A CIRCLE OF CHILDREN)は、マッドハウス制作の日本のテレビアニメ作品。2007年5月12日から12月1日まで、NHK教育テレビジョンにて毎週土曜日18時30分から全26話で放送された。
>仮想空間ではなく現実世界にコンピュータネットワークで作り出されたデジタル情報を重ね合わせたAR拡張現実)技術や現実世界に高解像度ホログラムを投影して操作することができるMR複合現実)技術が普及した世界の日常を描いた先駆的作品。それ以外にもウェアラブルコンピュータや自動車の自動運転技術、仮想通貨ビジュアルプログラミングタンジブルインターフェースなど、放送当時の未来の様々な最新テクノロジーや考え方を取り扱っている。
ここでいうビジュアルプログラミングは劇中において電脳チョークで描く暗号式のことを指すと思われる
>既存のコンピュータの概念を一新し、形のない情報を直接触れることができる(タンジブル)ようにした、より実体感のあるインタフェースである。

>現代の技術をベースに近未来の子供たちが体験する日常や事件を描いており、地方都市に残るひなびた昔ながらの日本の風景や民俗学的な怪談の現代版とも言える「都市伝説」と近未来的な世界観の融合、子供たちがその後のスマートグラスの登場を予見していたかのような「電脳メガネ」というデバイスを用いて拡張現実の「電脳」世界で遊ぶ一方、登場するツール類のほとんどがすでにあるものか開発中のものの発展形であることでリアリティを感じさせる物語などが、数ある日本のSFアニメの中でも高い評価を受けている。



hatori
2007年にリアルタイムで見ていた、今でもかなり好きなアニメのひとつ
怪談・都市伝説風の怪しげな感じと未来技術が融合した作風に独特の魅力を感じる
ジュブナイル・ホラーとしても良くできていると思う。ヌルヌル・キャリアー)はマジで怖い...
ヌルこわい…yosider
ミチコさんも…yosider
鍵穴も怖かったyosider
本作のせいで(?)ホラー好きになりましたavashe
元ネタの一つは児童書の「光車よ、まわれ!」やオレンジ党シリーズ(両者とも天沢退二郎著)みたいですね
好きなキャラクターを一人あげるならイサコ/天沢勇子さんです
(キャラじゃないけど)2.0かなあyosider
電脳コイルは井戸端住民の結構な割合が見ていると思うので、各人のコメントを見てみたい!

懐かしくて儚い世界観が好きyosider
物理的な存在と情報的な存在が渾然一体となっているのが面白いyosider
肉体のような物理的なものを、単に脱却すべきものとしないところが好感をもてる
現実のプログラムを電脳コイルに出てくるデバイス群のインターフェイスのようにうまく可視化したら、電脳コイルのような世界ができるんじゃないかと思っている
可視化というか、情報的な構造に応じて自然に物理的な構造もできてほしい
コイルスみたいな何というか黎明期のダークな話が好きyosider

面白いPDFを見つけたので是非読んでみてくださいhatori
田村秀行,稲見昌彦,蔵田武志,酒田信親,磯光雄:アニメ『電脳コイル』にみるリアルとバーチャルの接点~複合現実感の未来実現形態を探る,日本バーチャルリアリティ学会誌,Vol. 13, No. 4, pp. 6 - 19 (2008.12)
貴重情報感謝yosider
> SF の流行としては,「サイバーパンク」と言われる世界,カッコイイけれど住み良くない世界が多かったのですが,『電脳コイル』の世界は自分も住んでみたい,ユートピアの世界ということで珍しいのではないかという話です.VR/AR の『鉄腕アトム』に相当するものになるのではないかと思います.
わかるyosider
> もう少し,研究に近いところで言いますと,身体性の問題が比較的よく論じられていたと思いました.その中で,自分の体と電脳体とのずれというのは,テレイグジスタンステレプレゼンス的な問題意識,つまり自己の位置とは何かといったところで,学ぶべきところも多かったのではないかとも思いました.
おもしろいyosider
おもしろいyosider