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石上乙麻呂
いそのかみのおとまろ

万葉集に短歌が2首採られている
土佐配流を題材にした歌もある
巻第六 1022~1023(口訳万葉集より)
> 自分はお父様には可愛がられた子であり、母上にはいとしがられる子として育って来たのだ。その父母に別れて、京都へ上って参るたくさんの人々の、お供え物をして通る憧坂に、幣を奉って、旅路の平安を祈り、反対にいよいよ自分は、遠い土佐への道を、都から下って行くことだ。
>大崎の神の小浜は狭けれど、百舟人も過ぐといはなくに
> 大崎の神がいらっしゃる浜は狭いが、そこを通る舟人は、参らないで通り過ぎるということはない。自分は、そこにさえ、立ちよらずに行く。
懐風藻作者でもある