> 人間の対象把握の根本形式にしてその産物であり,観念,イメージなどと同義に用いられることもある。
> 端的に言って概念とは名辞(名詞)であり,
> 言語による命名が概念の産出にほかならない。
> 〈個体概念〉ないし〈単独概念〉と,
> 〈一般概念〉ないし〈普遍概念〉ないし〈クラス概念〉,
> さらには〈上位概念〉と〈下位概念〉,
> 〈類概念〉と〈種概念〉などの区別がなされるのも,
> 概念の言語としての特性にかかっている。
> 概念と実在の関係,
> 概念の起源と認識におけるその役割
> などについては,古来さまざまな議論と立場がある。
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