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人も 馬も 道ゆきつかれ死にゝけり。旅寝かさなるほどの かそけさ



大正十二年の供養塔(五首)の一首目
詞書は以下の通り
>數多い馬塚の中に、ま新しい馬頭觀音石塔婆の立つてゐるのは、あはれである。又殆、峠毎に、旅死にの墓がある。中には、業病の姿を家から隱して、死ぬるまでのに出た人のなどもある。