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ディスコミュニケーションが発生するパターン
ディスコミュニケーションが発生するパターンを考えるyuta0801

話題に対する知識量
全く分からないことの話を正確にするのは難しい
対策:図解など自然言語以外の伝達手段を使う
表現に掛ける時間
時間をかけて考えを深め、随時検証しながら表現するほうがより正確な文になる
流れが速いチャットだと人によっては難しい
語彙力、文化の違い
語彙力の不足によって適した言葉を選択できない
解釈に曖昧性が含まれる、またはそもそも意図が伝わらない
文化の違いによって、同じ言葉に対する解釈が一致してない
意図が伝わらずに摩擦が起きる
視野が狭い人の間では自明だけど、視野が広い人の中では非自明なこともあったりするらしい
これは人レベルでの「暗黙的なコンテキスト」なのかも知れない
暗黙的なコンテキスト
Context:単語に文字通り以外の意味を付与する
書いた人にしか分からなくなりがち
コンテキストを推測、補完するのが上手い人は理解できる
ケース
チャットの毎回記憶がリセットされるメディア的性質によって、暗黙的なincludeが行われる
話ごとに別れていないチャットの特性上、ある話にリンクするのが難しい
これに流速の速さが加わるとそもそも対応できない
見つけてリンクするか、完璧に覚えていてその場で説明をできないと知らない人には伝わらない
他人に伝える意図のないつぶやき、お気持ち
自分の頭の中のコンテキストが使われる
無意識にやることがありそう
生の感情をただ文書化しただけ
新しい組織に所属した際に、その組織の規範意識が共有されない
言いすぎてもいけない
言わなすぎてもいけない

ディスコミュニケーションが発生したとき
前後の文脈からズレを補正できる人は比較的円滑にコミュニケーションができる
逆に補正するのが負担となったり、慣れていない人は随時clarificationする必要がある
他の問題も合わさって、clarificationが長引いてしまうと、どんどん元の文脈から離れてしまう
そうして、発言者個人の属性への言及が始めってしまうと健全ではないコミュニケーションになりやすくなる

誤解の生まれないコミュニケーションが理想だというのは誤解で、円滑なコミュニケーションとはむしろ無数に発生する誤解をうまく処理できている状態でしかない、という話もある
「ディスコミュニケーションを発生させない」のはそもそも不可能なので、泥縄式で対応していくしかない

>つまり、コミュニケーション能力とは、コミュニケーションを円滑に進める力ではなく、コミュニケーションが不調に陥ったときにそこから抜け出す力だということである。