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スルメイカ的プロジェクト
電子の森ラジオ第2回でinajobinajobRakuChord開発方式として喋った単語

電子工作をしていると基板発注でどうしても10枚程の基板が手元に届いてしまう
欲しいのは2枚程度
残りの8枚がもったいない
基板発注にはある程度のお金がかかる
残った基板を売る作戦
RakuChordの場合はキットとして販売した
原価の3倍程度で販売する
1/3売れれば開発費がペイできる(人件費を除く)
2/3売れれば次のロットも作れる
全部売れれば利益が出る
売るための労力(手間・時間)はかかるが、金銭的なコストをかけずに継続して開発できる
スルメイカとしたが、ここから手を広げれば拡大再生産も可能
ハードウェアスタートアップとかはこうやって成長するのかな?

ここに似たようなこと書いていた


同人ハードウェアの多くは、欲しい人の数は決まっていて、そこにいきわたればパタッと売れなくなると聞いたことがあるし、体感としてもそうだと思う
もっと売るためにはマーケティングをうまいことやって、欲しい対象を増やす必要がある
製品自体に大した魅力がないケースも多い(多分ほとんどこれ)
inajobの場合趣味開発なので、他人が魅力的に思うようにプロダクトを改造するモチベーションはそこまでない
でも試作するのにかかるお金はペイしたい
ということでスルメイカ的プロジェクトになっている
のかな?(自己分析)
あわよくば拡大再生産したいという希望もまぁなくはない
この方式が出来るのは製品・キットを少量で作ることが出来るから
3Dプリンターの功績が大きい
一般的にプラスチック製品を作る場合は射出成型が必要で、これのイニシャルコストがとても高く(100万越え)、クラウドファンディングなどして資金を集めないと始めることが出来ない
中国の格安基板製造業者の功績が大きい
5枚、10枚と小ロットの製造を安価でうけてくれる(1000円とか)