シリアライズ
シリアライズという言葉はScrapboxと古典的な文章(紙の書籍とか)を区別するときに重要なキーワードと思う。
下記のブログ記事がこの辺の状況をうまく言語化している。
> 分岐もループもあるような論理構造を持った対象は、そのままでは文章にできないので、(中略)筋道を決めて文章化しないといけない。
この作業をやる前の状態で脳内を出力できるのがScrapboxの画期的なところだと思っている
Scrapboxが完全にパラレルかというとそうでもない?
同時に、そのためにはどういう風にScrapboxを書けばいいのかも気になる
シリアルな文章が必須じゃない世界になってくれれば一番いいけど
こちらに期待
耳や口だけを経由するコミュニケーションはシリアライズされたデータを使う必要がある
音声やテキストの場合
一方、目を利用する場合や、複数の感覚器を使う場合はパラレルにデータ入出力が可能なこともある
コンピュータのファイルもシリアライズしないと書けない
いきなり100バイト目のデータを書いたりしない
書くAPIは有るけど誰も使ってない
メモリみたいにランダムに読み書きできるべきなのかも
JSONは擬似的にランダムに読み書きできる
実際には全てloadしてメモリに出し、その後全てシリアライズしてる
関連
シリアライズ = 連続した並びにする、的な意味ですね
Pythonのjsonライブラリでいうloads(デシリアライズ)やdump(シリアライズ)の方かと思って「ん?」となってた
シリアライズ = 文字列化(to string)のイメージだった
ディジタル回路でパラレル信号をシリアル信号に変換するときにも使われますね
総じてネットワーク、データ構造、並列信号、といった必ずしも直線的でない情報を、一次元の直線的な情報に変換するという意味で使われていると思う