なぜ早めに着手するのか
作業室2023-01-17をしてて思ったんだけど「締め切りギリギリまで着手しない」ってケースでは暗黙に「作業の達成のために他人とコミュニケーションすることが必要になったりしない」って仮定してるよね
現実には大きな作業を1ポモドーロ着手したら「あ、こういう時どうすべきなんだ?」みたいな「他人に確認が必要なこと」が発見されたりする
他人に問い合わせて、返事が返ってくるまでの時間ってこっちが締め切り間際で焦ってようが短くはならない
締め切り前日に発覚したら確認する暇がない
レポートだとあまり発生しないのかもしれないけど、仕事だと確認すべきことを確認しないで作業したら「いや、全然違うから全部捨ててやり直してね」が発生する
そして確認しなかった作業者が悪いって言われる
一週間作業時間があったなら「確認する時間は十分あったよね」と言われる
先延ばしにして前日まで着手しなかったせいで問い合わせをできなくなったのは作業者のせい
いろんな人に流れ弾が当たりそうな一文
指示した人のせいじゃなくて…俺が悪いんだよ
もちろん指示が完璧でなかったのも悪いんだが、人間に「事前に完璧に誤解の余地がない指示を出す」は無理
その後「問い合わせの返事がまだきてないなー」と思っている
締め切りがまだ先なので「まあ、また明日確認でいいか」と思ってるけど、これが締め切り間際だったらすごいストレスになるはず
まー、そもそもこの件は6月末が締め切りのプロジェクトを
ダラダラ先延ばしにしてもしんどくなるだけだから次の金曜に仮の締め切りを設定しただけのことなので、カウンターパートの歩調が合わないなら締め切りを延ばしてもいいか
図にしてみた
1: 長期のプロジェクトって、仮のゴールは置いてても、経路やゴールは実際のところ闇の中にあって全然見えてない
2: 少し進んでみると「いや、予定していた道筋に壁があるやん!」となることがしばしばある
3: どっちの道で行くか?
闇の中のプロジェクトの場合、どっちの道がいいかを他人に聞いても相手もわからなかったりする
ゴールを動かすことができる範囲を確認して、赤丸には動かせるが青丸には動かせないってことなら上の道を通るのが合理的
こういう「形状不明な
予期しない障害」が発生することを予期してる、きっと発生するだろうと思ってる
その時には他人とのコミュニケーションという時間のかかる処理が必要になると思っている
だから、障害が観測されるところまで進んで、相手の返答待ち状態にする
常にすべてのプロジェクトに対してこうやってるわけではない
早めに着手してるプロジェクトに関して「なぜ早めに着手したのか?」を言語化したらこうなった