>この星雲の元となった超新星爆発が1054年に出現したことが、中国や日本の文献に残されている。
> かに星雲の中心にある星は、かにパルサーと呼ばれるパルサー(中性子星)である。1969年に発見された。直径は約20km。光度は16.5等級。1秒間に30回という高速回転をしており、33msの周期で電波やX線を出し、また可視光線で星雲全体を照らしている。非常に強いX線を放出しており、X線天文学において時間の較正に使われる。