generated at
Quadratic Voting
public
日本語では二次投票と言われる

RadicalxChangeの創設者、glenweylが書いた記事の翻訳
元リンクは見つけられず
民主主義をアップデートする方法として、QVが提案されている

現状の主な課題としては以下の通り
>1. 多数決の方式によりマイノリティがマジョリティによって容易に迫害されてしまう
>2. 現状の投票制度では一票の重み付けがないことにより、美人投票などの様々な問題が発生している
1 は理解できるけど、 2 の「美人投票」などの概念がよくわからないtkgshn

QVという投票システムについて
1. 一定量のクレジットが全員に配布される
2. クレジットを消費して、票を購入。それを使って投票を行う
3. 「x票を購入する際に要するクレジット」(価格に近い)は、 x^2 になる
image from Radical Markets
左から順番に、
1. 買う票数
2. (それに対して)消費するクレジット
3. 一個下の位の票数購入に比べてかかるコスト
ちょっとむずいので解釈
introduction-QV
VotesTotal costMarginal cost
111
243
395
3つの票を買おうとした場合、9のコストがかかる
それは、2つの表を買おうとした場合に比べて5つ分のクレジットが上乗せされる

なぜQVが民主主義上で効果を発揮するのか
純粋な一人一票多数決による投票では、アローの不可能性定理が発生してしまうから公正なものは存在しない
>多数決に参加する人が2人以上で、選択肢が3つ以上ある場合は、公正な投票制度が存在しない
この概念は、成り立つ仕組みが不可能なことが証明されているので、他の方法を模索しないことには変わらない

そこで、政治(投票)に市場原理を持ち込むことで、この問題を解決しようと試みるのがQV
まずは前提を振り返っておくtkgshn
市場」は嗜好を価格で反映することができるシステム
このシステムを政治の場にも持ち込みたい
ただ、(市場と同じように)「最も高い値段をつけた者に決定権を与える方法」ではないものがいい

そこで提唱されているのがQV
「最も高い価格で入札する方式」ではない

>最も高い値段をつけた人に決定権を委ねるのではなく、その決定による行動が他者に課すコストのトータルを、決定権を下したそれぞれの個人が分担して支払う形にすれば良い

例: 「発電所による環境汚染の影響をどこまで許容するか?」
どれぐらいの人が汚染を気にするのか?によって、ボーダーラインが決定される
現状の多数決による投票だと、マイノリティが被害を受ける
>問題への関心の深さ、つまりマイノリティの問題への関心度の高さとマジョリティの問題への関心度の低さを比較する必要があります。
空気汚染を避けるためにいくらのコストを支払いたいと思いますか?という質問をする
実線(Demand for pollution)は「発電による経済価値」を表す
低コストで電力を供給できる一方、汚染を引き起こす
この売主は事業者なので、「dolloars(コスト)は低ければ低いほどいい
Nillsさんは使用者なので、汚染が起これば起こるほど


>マジョリティの興味が薄いテーマに関してはマイノリティがQVを利用することで、全体の福祉は現在よりも改善される可能性があります。