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ソーシャルグラフやSoulboundトークンをベースに多次元ID(plural id)を構築し、Quadratic Fundingの脅威である"結託"を防ぐ
public

GitcoinのSybil Attack対策がたくさん行われている
↑でも紹介した通り、Quadratic Fundingにとってひとり1IDじゃないことはエコシステム自体が価値を持たなくなってしまう大きなリスクがある
その中で大きなリスクとして、QFに対して家族や友人、同僚などが協力してその攻撃を起こしたときに防ぐ手立てがない
具体的には、1人が多額を寄付するのではなく結託して複数人で割って同じ額を投票した場合、matching poolから多額の助成金が分配されてしまうことになる
そこで、どうにかしてQFを採用する事業者はこれを対策する必要がある

思考実験として他のリスクも考えてみる。最近はSBTsなどのPlurality概念が広まっているが、今後これは主流になっていくと考えている。
Scheling pointのカンファレンスでGlen Weylが喋っていた話題から、「Plurality*QF」に関するインスピレーションを得た
そこで、同質性のあるグループ(クラスタ)による結託は、同じようなコミュニティになることが多い。

そこで、Pairwise quadratic fundingを試してみる
これはgrants配分の管理者が、寄付した人たちのクラスタをもとに、マッチング比率を調整できる。同じようなコミュニティの2人と、違うコミュニティの2人は、後者の方がマッチング比率が高くなるように調整する


これをSBTも念頭に入れて分配してみればいいんじゃないか
その他、TwitterのFF関係など

そこで取り組むべきは、寄付をしたID間の親密度を割り出して調節する手法
しかし、Gitcoinアカウント単体ではこの「親密度」というものを測れない問題

なので、Gitcoinはここを研究開発しないか?
他のSNSや、soulboundを元に親族関係や友人関係などを証明するシステム