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ZTD 究極の仕事術: 単純生産システム
本レビューはtakahrt takahrt 富山孝裕が書きました。

刊行物名 ZTD 究極の仕事術: 単純生産システム
著者名 レオ・ババウタ(手元の資料での著者名)、Leo(AmazonJPでの著者名)
『減らす技術 新装版』のレオ・バボータと同一人物。https://zenhabits.net/ を主宰するブロガー。
玄武レオ・ババウタ、どこかで聞いたと思ったら減らす技術と同一人物だったんですね。

本文冒頭で、筆者はデビッド・アレンの『全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』とスティーブン・コヴィーの7つの習慣 を含んだ生産性システムに、さらにいくつかの有益な概念を加えて。それらを凝縮させて単純な生産性システムを作り出したと述べている。

大雑把な感想としては、シンプルに改良したGTDという感じ
ZTD 10の習慣 という図解があり、中心には「1.収集、2.処理、3.計画、4.実行」が据えてあり、これらは最小のZTDと名付けられている。
その周囲に「5.単純かつ信頼できるシステム、6.整理、7.反省、8.単純化 9.ルーチン 10.情熱の探求」のユニットが囲んでいる形になっている。
2013年頃は、公式サイトから電子文書を買うしか入手方法がなく、価格も2千円程度と高価だったと記憶してるが、2018年10月現在AmazonでKindle版をもっと安価に購入できるようだ。これまでに私が紹介した部分は、Amazonサイトで試し読みできるので、興味があれば見ていただきたい。https://www.amazon.co.jp/dp/B01C2KALA4/
玄武残り少ないKindleUnlimitedの期間を活用して試し読みしてみました。まだ序盤ですがなかなか面白そうです。

その他の特徴としては
書籍というよりはパンフレットという感じ。フルカラーでA4横位置、70ページ程度。講演会などで著者のスライドを見ているような雰囲気もある
先の感想で、中心の部分・その周囲の部分に分かれているように解説したが、とにかく中心の部分をこなせば仕事は回りだすように工夫されているようだ。およびストレスが少ないように配慮されている
すべてのプロセスを10の習慣として紹介して、30日間かけて継続してマスターしましょうという方針になっている。
うち1~4の習慣は最小限のZTDですでにGTDをかじっていれば数日で達成できるワーク。ゆえにのこり6つの習慣を30日弱でマスターする感じになる
基本的には小さなノートとペンを使うアナログベース。刊行物の巻末には印刷して使えるテンプレートが4種類掲載されている(使用必須ではない。使わなくてもメソッドは実行できる)

用語
MIT 最も重要なタスク 計画のプロセスで1週間と1日のMITを決定する。
マスターTo do リスト 頭に浮かんだこと、新しく入ったタスクを書き込むリスト
大きな岩 7つの習慣に出てくる概念

レビューは以下の媒体をもとに書きました。
ZTDJapan発行 究極の仕事術 単純生産システム ZTD 2ndEdition
日本語訳 ZTDJAPAN.COM PDF形式書類 インスペクタによると、2013年5月23日に作成・変更