>〈トレーシステム〉は、複数のトレーを使った段階的書類整理法です。形式としては情報整理法ですが、一つの書類を一つのタスクとして捉えれば、タスク管理法にもなります。
> トレーシステムでは、三つのトレーを使います。発生した書類を入れておくのが〈未処理トレー〉で、日中はその中にある書類を処理していきます。処理が終わったものは〈処理済みトレー〉へ、さらなる検討や連絡が必要なものは〈保留トレー〉へと移動させます。
> 状態によって書類の置き場所を変えることで、今やるべきことと、そうでないことを明確に切り分ける。これがトレーシステムの特徴です。別の見方をすれば、それぞれのトレーに〈リスト〉の役割を持たせる方法とも言えます。
> ■トレーシステムの特徴
> ・書類(タスク)の状態で置き場所をかえる
> ・未処理、保留、処理済みの三段階で管理する
> ・トレーを物理的な〈リスト〉として扱う
> ■トレーシステムが合う人
> ・作業を物理的な書類上で実行することが多い人
> ・作業を定位置で行う人(トレーを設置できる人)