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焼き直し
悪い意味で使われる言葉だという話が/villagepumpであった
実際のところどう使われているのかが気になったので、NDL Searchで調べてみる
全体として以下の2つの用法がありそう
陶磁器などを作るときに使われる方法の一種
何かを作り直す行為
これの殆どが、悪い意味合いで使われていた
結局焼き直しにすぎない
焼き直しではない
↑「焼き直しは余り評価されない行為だ」という暗黙の前提がある
大辞林とかには載っていないっぽい
衆議院の議事録ばかり出てくる……
うーん、日本酒とか調理方法が出てきてしまった
そっちの「焼く」じゃないんだよなあ

辞書でも引いてみる
>やき なおし[0] -ナホシ【焼(き)直し】
> -する(他サ)
> (一)もう一度焼くこと。
陶磁器とかで使われている意味
> (二)すでに発表された作品や文章に少しばかり手を加え、新作として発表△すること(したもの)。
まさに焼き直し#61482a361280f00000464b4aだが、悪い文脈で使われるとかは書いていないな
いや「既存のものをほぼそのまま新作として発表する」だから、結構悪い意味だな
とは言え、出てくる例文は、評価されない行為であることが前提の物がほとんどだ
前向きに捉えている文章が見つからない
> 動詞
> 焼き直す[4](他五)
from 新明解国語辞典 第七版

ざっと調べてみた結果、陶磁器の焼き方などを除けば、「焼き直し」という行為は「悪いもしくは評価されない行為」という意味合いで使われていた
正確に列挙して調べたわけではないが、少なくとも目に入ってきた文章はすべてそうだった

#2021-09-20 15:24:32