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河合隼雄
河合雅雄の弟。
1952年京都大学理学部数学科を卒業。
同大大学院に籍を置きながら高校教諭として 3年間勤める。
大学院では心理学を学び、1959年カリフォルニア大学に留学。
続いて 1962年から 3年間スイスのユング研究所で学び、日本人初のユング派分析家の資格を取得する。
帰国後、天理大学教授、京都大学助教授を経て 1975年京都大学教授。
日本でドラ・カルフの箱庭療法を実践し、ユング派心理療法(→精神療法)の普及に努めた。
1985年に日本心理臨床学会を設立、初代理事長に就任。
1987年から国際日本文化研究センター教授を併任、1995年に同センター長となった。
文学,宗教など幅広い分野で活躍し、1982年に『昔話と日本人の心』で大佛次郎賞、1988年には『明恵夢を生きる』で新潮学芸賞を受けた。
2000年に文化功労者に選ばれ、2002年には民間人として 3人目の文化庁長官に就任した。
河合隼雄物語賞・学芸賞
交友のあった人物