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枕草子
平安中期の随筆清少納言作。長保2年(1000年)ころの成立とされる。
作者が一条天皇の中宮定子(ていし)に仕えていたころの宮仕え体験などを、日記類聚(るいじゅう)・随想などの形で記し、人生や自然、外界の事物の断面を鋭敏な感覚で描く。
源氏物語と並ぶ平安女流文学の双璧とされる。

犬枕 - 慶長年間(1596年-1615年)頃成立、作者は近衛信尹他とされる。枕草子を翻案した滑稽本。