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判断力批判
三批判書の一つで、第三批判ともいわれる。
純粋理性批判』では悟性の、『実践理性批判』では理性の先天的原理が考察され,それぞれ自然概念,自由概念が基礎づけられたが,本書では悟性と理性の両認識能力の中間にある判断力の先天的原理が究明され,カントはこの仕事をもって批判の仕事がすべて完了すると考えた。
本書の前半では美的判断を趣味判断として論じ、後半では崇高や合目的性を論じている。