経済取引において、供給者と需要者の間には情報の非対称性が存在し、それを補完するためのコストをエージェンシーコストという。

ここでは「エージェンシー」とは「代理人」の意味である。

例えば 企業統治では、株主と経営者の利害は必ずしも一致しない。

そのため、株主がエージェントとしての経営者のモラルハザードを抑制するために設定する ストックオプションや、経営行動を監視するためのモニタリングコストなどのエージェンシーコストが発生する。

モニタリングコスト（monitoring cost）

ボンディングコスト（bonding cost）

残余コスト -- 上記2つを除いたコスト

プリンシパル＝エージェント理論（principal-agency theory）

モラルハザード（moral hazard）

エージェンシー（agency）