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教わるのではなく発見する

何らかの知識を学習する時、人から教わったと感じるのではなく、自分で発見したと感じた方がうれしい


縦軸を習熟度、横軸を学習回数としたグラフ
傾きが急ならその機能はわかりやすい、とよく言われる

傾きを最大化するのもあるけど、回数を重ねる速度を上げるという方法もあると思っているshokai
発見の喜びを使って速度を上げる
フロー状態に入らせる


helpページはなるべく少ない方がいい
自分で発見した感覚が得にくい
学ばなければならない義務が山のようにあると、うんざりする
マリオオデッセイでは「アクションガイドを見ろ」と案内してくる人が町を移動する毎に現れる
つらい
コマンド表をたくさん並べられて
その場で試せない
ゲーム画面から2階層下にあって往復に時間がかかる
最初の町でいきなりこれ見せられて驚いた
マリオってゲーム内で適切なタイミングで操作方法が1つずつ教示されていくイメージあったので


helpではなく、中身が全て見れるとか、そういう発見させる仕掛けを仕込む
学習曲線の傾きではなく、横軸の移動速度を上げる
Scrapboxの場合
自分がメンバーじゃない他人のプロジェクトでも、行をクリックするだけでソースが表示される
UserCSSUserScriptが書かれているsettingsページも隠せない
わからない、疑問に思う物の仕組みをその場で解明できるようにしておく
?が!に変わるようにする
解明しなくてもいい自由も重要
自分の意思で解明する

helpの構造によっても、発見した感を出せるかもしれない
わからんが
全項目を縦に並べて章立て・リスト化するのは、「教わってる」感じがするのでやらない事にしている
わかりやすい説明が、かえってやる気を削ぐ場合もある


実際は教わっているんだけど「自分で発見した」と思わせるテクニックもある
1,2,3まで説明して、わざと4を説明しない
機能デザインに一貫性があれば、4を類推できる
存在を予測できる機能はhelpから削除する
わざと失敗させる
この場合、失敗への心理的な障壁があらかじめ低くなっている必要がある
全ての操作がundoできる
適切に警告が出る


なお学習曲線は横軸を時間とする場合もある
その場合横軸の速度が〜という話はややこしくなるので
まあいいや