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ソケット

画像はKailhのソケットが装着されたPCB

部品の固定・電気的接触をはんだではなくばねの力で行うことで交換を容易にする部品のこと。
キーボードでは主にキースイッチとLEDをソケット化することが多い。

ソケット化の手段は2種類ある
キースイッチのフットプリントを専用の部品(Kailh PCB Socketなど)に対応したフットプリントにする
キースイッチのピン穴にベリリウムの塊を詰める

ホットスワップと呼ぶ人もいるがホットスワップは活線挿抜を指す単語なので不適である。


スイッチをソケット化した場合、スイッチはプレートで保持する必要がある。
MXスイッチの場合はプレートの厚さが2mm以上だとスイッチのツメがプレートに引っかからず、抜けやすい状態になる。厚さ 1.5mm あるいは 1.6mm までのプレートであればツメがかかる。

ProMicro用のスプリングピンヘッダー(コンスルー)を売っているところ :
一次代理店 新電機材株式会社

スイッチ用のソケットを売っているところ :

スルーホールに取り付けるタイプのソケット :
Mill-Max
Mill-Maxでは↑これが一番フリンジ部分の厚みが薄いので良く選ばれる
Holtile
スルーホールにハメ込んで使うことを意図したものだが適合するPCBがキットでもほとんどない。スルーホールが大きい場合は半田で埋めれば使用できる。
スズメッキ。金メッキに比べて安い

ソケットをはんだ付けする場合:
圧入時
穴にはんだを少量付けておき,熱したはんだごてで挿入する

圧入後
圧入したあとで足の1本をはんだ付け:0.3mmのはんだを使うと量をコントロールしやすい