generated at
Houdiniメモ : Textport

はじめに
Textportで何ができるのかを軽くまとめておきます。
公式マニュアル : Textportウィンドウ

環境
Windows 10
Houdini Version 18.0.287


1. Textportウィンドウを出す
方法1 : Textportウィンドウを直接出す
Shift + Alt + T を押すと、Textportウィンドウが出現します。

方法2 : SceneViewをTextportに変える
キーボード上でショートカットキーのAlt + 5を押すとマウスカーソルが乗っている部分がTextportウィンドウに変化します。
SceneViewに戻したい場合はウィンドウのタブの部分にマウスカーソルを乗せた状態でショートカットの Alt + 1 を実行します。
(Textportにフォーカスが乗っている状態だと機能しないので、Textport以外の領域をクリックしてフォーカスを外しておく必要があります)


2. Texportの確認
初期状態では、Textportではルート階層(最上部の階層)に居ます。



3. 階層の一覧表示
lsコマンドを実行すると、階層の一覧を表示することができます。
sh
ls

clearコマンドを実行すると、Textportの表示を消去することができます。
sh
clear


4. 階層の移動
cdコマンドを実行して、obj/の中へ移動します。
sh
cd (移動先のパス)

cd obj を実行すると、階層 / から /obj へ移動します。 

上の階層へ戻りたい場合は以下を実行します。
sh
cd ../


5. ノードを追加
opadd コマンドを実行することで、現在の階層へノードを追加することができます。
sh
opadd (ノード名)

geoノードを追加したい場合は、以下のコマンドを実行します
sh
opadd geo
 

現在、Textportでは /obj 階層にいるため、 /obj 階層へgeoノードが追加されます。


6. 古いバージョンのSweepノードを追加してみる
次に古いバージョンのSweepノードを追加したいと思います。

6.1 obj/geo1へ移動
階層 obj/ にはSweepノードを追加できないので、geo1ノードの中へ移動します。
sh
cd geo1

階層 /obj から /obj/geo1 へ移動しました。

次にopaddコマンドでSweepノードを追加します。 -e オプションをつけることで、古いSweepノードが追加されます。
sh
opadd -e sweep



Sweepノードのパラメータを見ると、Houdini17.5以前の古いものになっています。


ちなみに、 -e をつけずにSweepノードを追加した場合、最新バージョンのSweepノードが追加されます。
sh
opadd sweep


参考リンク
Creating old node