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Notaのゆるふわリモートワークを支える技術
Nota, Inc. VPoE @akiroom(秋山)

akix About
@akiroom です
現在 Nota Inc.VP of Engineering としてプレイングマネージャーしてます
人数が少ないのでエンジニア+企画職+管理職みたいな感じ
たぶんこの後LTで同僚のshokaigocciも話すかも?
主にGyazoを担当
2015年の9月にNotaのイベントに触発されて勢いで転職、翌月東京から京都へ引っ越し
最近はゲーム実況者にチャレンジしてます:/akiroom/VP of Engineering plays Cities Skylines
現在フォロワー8人


Notaのリモートワーク
色んなスタイルの人がいる
毎日オフィスに来る人nyanco
毎日フルリモートの人shokai
オフィスの日と在宅の日を分ける人
午前中だけ家で午後からオフィスに来る人(私)
働いている時間帯も様々
きっちり定時の人
前倒す人・後ろ倒す人
前倒し派nyanco
不定期派gocciakix
途中で家族と夕食をとってから夜に再開する人
定期的に昼夜逆転する人shokai
居住地のタイムゾーンが違う人
PST(米国太平洋標準時)など
ゆるい感じだが会社は前に進んでる


akixのリモワの感想
体調がすこぶる良い
無理して家の外に出る必要がない
眠い時は寝て勤務時間をずらす
出張災害に強い
すべてのワークフローがリモワを前提に構築されてる
電車止まっても関係なく業務は続く
普通に機能してるので今年あたりに関東へ帰ろうかと思ってる
仕事はリモート参加できるが冠婚葬祭はリモート参加できない


Notaのゆるふわリモートワークを支える技術
💪 ゆるいスクラム開発
🎁 リモートワークを実現する道具
📞 通話用の機材


💪 ゆるいスクラム開発
2週間を1スプリントとして、タスクを並べる
毎日14時に「Sprintミーティング」を開催
お互いが何をしてるか把握するための会
Scrapboxに立てたSprintページを見ながら報告する
サンプル:/akiroom/Sprint.24
こういう感じで人の名前+タスクリストが書いてある:
21名の名前があるが、実際の毎日の参加者は十数名
15分ぐらいで終わる
参加ルール
フルタイムの人は「なるべく参加」
パートタイムの人は「学業優先」「参加できたら参加」
業務委託の人は「もしよければ参加」
毎日14時の理由
朝だと起きられない人がいる
夕方だと保育園のお迎えと被る
当然リモート参加OK:海外旅行中に参加する人もいる
ゆるめにしてるのは、制度崩壊を避けるため
ひとりひとり状況が違う
最初から崩れることを前提にしてる
Sprint終わりにKPTを実施して、スクラム開発そのものへの意見も集める
先月のKPTではカンバンが廃止された


🎁 リモートワークを実現する道具
やり取りには以下を使うことが多い
↑ 非同期的
Scrapbox
Github
Slack
Google Meet
↓ 同期的
Scrapbox
非同期のチャネルなので時間の束縛がなくなる
すべてのやり取りが蓄積されて、行単位で参照可能なので込み入った議論がしやすい
そうだねshokai
プロジェクト単位で入り口となるページを立て、そのタイトルでタグを付けていくとかハウツーが色々でてきた
Github
Issue
明らかなバグレポなどはこちらで管理(Gyazoのみ)
Pull Request
自動テスト・自動デプロイなどのCI環境が整っている
毎日1〜5回ぐらいは修正が本番環境にデプロイされる
Slack
雑談や急ぎの相談など
込み入ってくると「スクボに書きます」となる
Google Meet / Slack call
毎日14時のSprint MTG + 話したい人向け
原則、いつでも誰でも参照可能なScrapboxに蓄積していく
人によってスタイルの好き嫌いがあるので、それに合わせてコミュニケーションチャネルを変える
Scrapbox/Github/Slack/Google Meetの全てで活動が観測できない場合は生存確認で声をかけることがある
過去2回あった ☞ だいたい過集中してるだけのことが多い
基本は性善説でやってる


📞 通話用の機材
オフィス側
TOSHIBAの65インチテレビ(65Z9X
rakusaiが展示品を爆安で入手してきた
指向性を選べる。無指向性モードで集音してます。
広角レンズで端の人も映る
リモートする側
自由に選んで使う
だいたいiPhoneのイヤホンのように、マイクとセットの人が多い
バーチャル化して参加する同僚もいる
> 週明け一発目のSprintミーティングを始めたら同僚がバーチャル化してた


😺 まとめ
制度はゆるく、ツールはしっかり整備
この組み合わせがリモワで事業継続する土台になってると思う
制度がゆるい分、わりと性善説でやってる
仕事が進むならミーティングに出なかろうが勝手にバーチャル化しようがオールオッケー
スクラム開発に組み込んだKPTを通じて随時アップデートかけてるので、来年はまた違う感じかも