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日本におけるソフトウェア品質保証

ソフトウェア品質知識体系ガイド (第 2 版) -SQuBOK Guide V2-』 にて、日本におけるソフトウェア品質保証について語られている。 『ソフトウェア品質知識体系ガイド (第 3 版) -SQuBOK Guide V3-』 ではそのような項目は削除されている模様。

日本では以下の 3 つが特徴的 (欧米では日本ほど特徴的ではない)
レビュー重視
品質は工程でつくり込む」 という考え方 (nobuoka品質をつくり込む」 と同じっぽい?)
テストだけで品質を確保するのではなく、開発の早期からレビューを実施して品質を確保しようとする傾向
障害分析に基づく改善
重要な障害が発生した場合、障害分析を実施して、同じ障害を発生させないようプロセス改善に結び付ける
開発途中
障害のデータを基に管理図信頼度成長モデルなどを用いて分析
品質がつくり込まれていること確認
出荷後
顧客で発生した障害の真因分析を行い、同様の故障の可能性が他にないか調査したり (nobuoka 横展開ってやつだ)、プロセス改善に活かす
独立した品質保証部門 (nobuoka SQA グループと同義っぽい) の存在
品質マネジメントシステム (QMS) の構築・運用などの仕組みの整備に加えて、開発途中の品質監査、出荷製品の評価や出荷判定など、成果物の品質に直接かかわる活動をすることが多い
日本の品質保証部門と似た考え方に IV&V があるが、QMS の構築・運用などの仕組みの整備や改善の役割を担うという点が IV&V と大きく異なる