from アジャイルイントロダクション : Agile 開発の光と影

アジャイルの敵役は 「ウォーターフォール」 「プロセスベース手法」 「予測型 (計画主導)」 「大掛かりな事前作業のすべて」 など

予測はウォーターフォールではない

ウォーターフォールというものは最初から非難されるべきもの

予測することは工学の基本

ソフトウェア工学はただのプログラミングではなく、ステークホルダーが関心を持っている問題を解決すること

正しいシステムをつくる : 要求工学

事前の要求分析は無駄か？

分析や設計がされていない要求は無駄という話もあるが、要求段階で不要な機能を除外できる方が良いという考えもある

事前に要求分析をすることは有用だし、反復開発も有用

要求仕様書はシステム仕様書のもとになるので、顧客への直接の成果物ではないとしても要求仕様書が常に不要というわけではない

ばかばかしいほどのお役所仕事と、かなりのいい加減さの間に妥協点がある

変更があるから事前の要求分析をすべきではないか？

ソフトウェア工学でも、序盤に要求を固めることは推奨していない

要求もソフトウェアであり、資産である → 変更されるものだし、構成管理ツールで管理されるべきもの

要求分析が問題を記述し、設計が解決策の一部分

ソフトウェアにおいては解決策は最終的にコードで表現される

全ての詳細を含む

設計は解決策の全体的なモジュール構成 (アーキテクチャ) を規定

設計と実装は分けられない

それはそう。 むしろコード記述も設計であり、それを 「製造」 とか言うのは馬鹿げてるな、って思う

工学における 「設計」 とは、後の生産プロセスに使われる仕様書を作成するタスクを示す

「生産」 は構築プロセス (ビルドするような機械的な処理)

定義と標準化の 2 つの役割

ラショナル統一プロセス (RUP)

能力成熟度モデル (CMM)、能力成熟度モデル統合 (CMMI)

パーソナルソフトウェアプロセス (PSP) とチームソフトウェアプロセス (TSP)

アジャイル開発と CMMI/PSP は矛盾しない

アジャイルにおけるレベルの指標 : 守破離

教育分野ではドレフュス・モデル