22世紀の民主主義
2022-07-06

2023-07-12
ChatGPTの祭りの前に出ちゃった本なので、本の内容が世に理解されなかった感がすごくある。
発想そのものは
ブロードリスニングの全自動化による、
全自動無意識民主主義なんだけど、ChatGPTが登場していなかったので、「無責任」「妄想」「夢想家」という評価になってしまっているように思える
興味深い

>望ましい民主主義の特性として競争性を析出したのは、「資本主義・社会主義・民主主義」(1942年)のヨーゼフ・シュンペーターだった。最も広く用いられる競争の場が選挙だ。
>シュンペーターの議論の本質は選挙そのものではなく、それが生み出す競争と質に基づく選別にあった
選挙の目的化
「選挙」が「民意データの唯一のチャンネル」から「数あるチャンネルの一つ」に格下げされる
p.170の実験、詳しく知りたいな
客観的外面的分類基準はあまり重要ではなく主観的な問いへの回答が与党への信任の決め手になっている
であればセンシティブな外面データを取らなくてもクラスタリングはできるわけだし
Birdwatch的なものに近付いていくよね
一般意志の規制緩和
一つのチャンネルに依存することを避ける
アルゴリズムに移譲すればいい