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経験から浮かび上がるまだ名前のない概念
人は経験から暗黙の抽象化によってまだ名前のない抽象概念Xを獲得していることがある

この時に、より抽象的な概念Yを見て「概念Xは、概念Yにつながる」と感じられることがある
「自分のあの経験やこの経験は、まだ言語化されていないXを通してYにつながる」という感覚
これは「まだ知らない答えに近づいていることを察知できる」というポランニーの暗黙知の一種


Aさんはつながることを確信しているが、Bさんは同じ経験をしていないので同じように感じない
BはYを見て「抽象度の高い、よくわからないものだな」と感じる
AさんはXをBさんに伝えることができない。まだ言語化されていないからである。
Aさんは体験EをBさんに伝えることができるが、それはBさんの中でYとはつながらない
十分な量の体験から抽象化されたものがBさんの中に作られなければならない

事例
U理論が、経験の少ない人には一見オカルトのように見えるが、経験を共有している人にとっては変化のパターンランゲージとして認識される
Pluralityが、経験の少ない人には一見中身のないバズワードのように感じられるが、〜