登って降りるメタファー
2013年にこの本を読んで「同じようなことを考える人がいたもんだ」と書いている。
Facebook2017年に書いた本で登って降りる
メタファーについて書いたが、この本のことは完全に忘れていた
余裕があれば読み直して脚注などで参考文献に足してもよいかも
この本から着想を得たわけではないので加筆しなくても倫理的な問題はない
2018-10-28
p.209
畑村は、
設計とは「脈絡をつけること」である、と考えている
共通概念でくくる作業によって上記のツリーができる
僕の使い方と違う点
畑村は「脈絡をつける」という、何かものを作るフェーズで、作り方を設計するために、まず「この方法でできるかな?」をやり、「ダメだ」となったら、上位概念に上がって下りて「別の方法」に変える
この表現だと、先に固定化したツリーがあり、それに従って試行錯誤をするように見える
僕の表現では、試行錯誤という実践の後は、新しい情報を収集するフェーズ
そしてその後、抽象化という箱の積み上げのフェーズを通ってから、また実践フェーズに至る
積み上げフェーズではツリー自体が更新される
新しく観測した事実によって、自分のそれまで持っていたツリーに誤りが発見されるかもしれない
なのでツリーは一方的に育っていくのではなく、枝が折れたりもする