意味の交差点とは何か?
>概念の交差点は 概念なのか、 メタ概念なのか 概念ではない何かなのか が気になる。
「
概念の交差点」というメタファーの指すものが僕の持っているものと同じかどうかはわからないが、同じだとするなら「概念の交差点は概念」
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「概念」という言葉に関して自分のScrapboxではここでの用法と異なる定義で使っているので区別のために「意味の交差点は意味」と言い換える
まず意味は視点によって別々の無関係なものに見えたり、重なり合って関係があるように見えたりする
このページでの「概念の交差点」という言葉「いままでと異なった視点から観察したら、いままで関係ないと思っていた『意味』の間に関係があるように見えた」という現象が起きた後にそれに関して言及するために使われているメタファーに見える
この時、「意味」はまだ明確に定義された境界を持っていない「ぼやけた丸」である
このぼやけた丸で絵を描くとわかりにくいので「濃いゾーンと薄いゾーン」の2つで描くことにする
数学で使われる「概念」のような明確に境界が定義されているものと違って、普段我々が扱っている「意味」はみんなこのように濃いところと薄いとこがある
ここまでで「意味の交差点」を描写するための道具が揃った
「意味の交差点」とは何かというと
二つの「意味」A, Bの辺縁の薄い部分が重なり合って、新しい「濃い領域」Lが生まれた、このLのこと
これもAやBと同様の「ぼやけた丸」なので「意味の交差点も意味」となる
余談: 「概念」という言葉は慎重な定義によって境界が明確になったものを指して使っている