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不一不異
2つのものが「一つでもなく、異なった2つのものでもない」ということ
関連: 不一不二

無数的特徴の模式図と同じ絵になった

たとえば作業と作者は相互に縁起の関係にあり、相互に縁起の関係にある二つを実体と考えてはいけない、というのが龍樹の主張。(觀作作者品)

黒崎 宏ウィトゲンシュタインから龍樹へで「家がなければ屋根はなく、屋根がなければ家もない」というように「意味上相互に入り込んでいる」とし、これが相互に縁起の関係にある状態だとしている。
そして後期ウィトゲンシュタインの思想が有効だと結論づけている。(p.84)
龍樹自身は「薪と火」という例えを出してて、確かに薪なしで火だけ存在する状態を考えるのは(当時は)ナンセンスだったのだろう。(觀燃可燃品)
とはいえ火のない薪は存在するし、現代ではライターの火などがあるしな。



一つでも二つでもあると関連している