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「AIに仕事を奪われる」は仕事の解像度が低い
2022-08-31
AIに仕事を奪われる」という発言をする人の多くは「仕事」という言葉の解像度が低い

仕事にはAIなどによる自動化がしやすいものとしにくいものがあり、しやすい方から置き換わっていく
AIを使える人Aさんは自動化の恩恵を受けて4の時間で5の成果を得られるようになる
AIを使えない人Bさんにとっては仕事の1/5が失われる

「AIであるかどうか」はあまり本質的ではない
新しい道具が登場した時にその道具を習得できる人とできない人がいるということに過ぎない
習得できない人が市場で不利になる。これは当たり前のこと

この時Bさんの仕事はどうなるのかというと、Aさんに移動する
AIが仕事を奪うのではない、学ぶ人が学ばない人の仕事を奪うのだ
この仕事は、かつては人間の時間を消費していたのでAさんもたくさん行うことはできなかった
自動化は「人間の時間の消費量を下げること」なので、自動化をできる人は同じ時間でより多くの仕事を行うことができるようになる

>@CrubClub: AIが経営者の持ち物ではなく労働者の持ち物だとした場合に限りそうですね
良い指摘。そういう意味でも20万もしないコンシューマ向けPCでStable Diffusionが動くのは歴史的エポックなわけだ

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>AIを使える人Aさんは自動化の恩恵を受けて4の時間で5の成果を得られるようになる
むしろ生産人口が減少していくのでAIが仕事を奪わないと月の休日が3日減る

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